「金子みすゞの世界」
群馬県立土屋文明記念文学館で、金子みすゞの企画展が開催中です。
気づくのが遅れて、開始からもう1ヶ月以上経ってしまいました。でもまだ1ヶ月ほどあります。
このチラシのオモテには、自筆の「私と小鳥と鈴と」が印刷されています。
拡大です。
末尾が著名ですね。良いことばと思います。
チラシの裏には「こだまでせうか」がやはり自筆で載っています。これも勝手に拡大してしまいます。
この詩、東日本大震災後にテレビで流れるまで知らなかったのですが、これも良い詩ですね。泣きそうになります。
1行目に「遊(あす)ばう」という自筆のルビが付いているのは貴重ですね。方言でしょうかね。そう読んで貰いたくて、あえてルビを付けたのでしょう。テレビでは「あそぼう」と言っていたと思いますが。
« 浜木綿の根 | トップページ | 「はるな」殉職者の献花台 »
「文学」カテゴリの記事
- 『現代語古語類語辞典』(2021.04.08)
- 菅原孝標の娘の上京1000年(2020.11.12)
- さわらぎ(2020.10.13)
- 兵どもが夢の跡(2020.09.03)
- 二千円札が生まれて20年(2020.07.19)
コメント