奈良まほろばかるた
先日、奈良で買いました。
絵札は橿原市在住のなかじまゆたか氏(日本児童文学者協会会員)、製作はNPO法人 奈良まほろばソムリエの会です。
上の絵札に対応する読み札は以下の通りです。
お:おだけとめだけ おおつのみこがねむる にじょうざん(雄岳と雌岳 大津皇子が眠る二上山)
こ:こうふくじ ごじゅうのとうをうつす さるさわいけ(興福寺五重塔を映す猿沢池)
さ:さいこのれきししょ こじきのへんじゃ おおのやすまろ(最古の歴史書 古事記の編者 太安万侶)
と:とうのそう がんじんたてた とうしょうだいじ(唐の僧 鑑真建てた唐招提寺)
な:ならのしか かすがたいしゃの かみのおつかい(奈良の鹿 春日大社の神のお使い)
ひ:ひみこのはか ともいわれる はしはかこふん(卑弥呼の墓ともいわれる箸墓古墳)
み:みわやまは おおみわじんじゃの ごしんたい(三輪山は大神神社のご神体)
ゆ:ゆえんぼく すすをかためた ならのすみ(油煙墨 煤をかためた奈良の墨)
このかるたは今年の1月に作成されました。ネットで知って入手したいものと思っていました。やっと念願叶いました。
このかるたを扱っているのは、近鉄奈良駅の駅ビル5階のクラブツーリズムと、もちいどのセンター街の絵図屋さんだけのようです(商工会にあるという話は聞きましたが)。
近鉄駅ビルの方が近いですが、クラブツーリズムは日曜日は休みということで、奈良町の絵図屋さんに行きました。鹿に食い破られた紙袋に入っていたのはこのかるたです。
このかるたのことはこちらのブログに詳しく書かれています。すべての絵札と読み札も紹介されています。
「これをマスターすれば「奈良検定2級」レベルの力がつくのではないだろうか。」とあります。また、「群馬県が誇る「上毛(じょうもう)かるた」のように広まってほしいと願っている。」ともありました。上毛かるた、有名なのですね。(^_^)
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