浜木綿の解剖&三重なす
発芽した浜木綿は順調に育っています。
昨年、実は2つ採れたのですが、もう一方は変化がありません。発芽した実とは1ヶ月近くの差ができてしまいました。
まだ見守り続けようか、諦めようか、思案のしどころです。
結局、諦めて、今後のために解剖してみることにしました。
まずは何もなさそうな部位を切ったつもりだったのですが……。
一撃で胚芽を両断してしまったようです。
実の内部は水気がありました。胚芽様のものは生きているかどうか不明です。
90度、別の角度から切ってみました。
こちらでもまた何かを両断してしまったようです。どうしてまた一撃で。(^_^; この正体は分かりません。
素人なので、解剖しても成果はありませんでしたが、実の内部がどうなっているのかは分かりました。今後に生かせればと思います。
土中から顔を出した芽はこんな具合です。
葉が3枚あります。柿本人麻呂の歌で、浜木綿の何が「百重なす」なのか議論があります。花か、葉か、茎の中身か。
こんなちびっ子なのに、もう葉が3枚も出ているところを見ると、葉かなぁ、という気になります。
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ハマユウを検索してみました。
そうしたら,NHK for Schoolというサイトに面白い動画がありました。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005320080_00000
ハマユウの種というクリップです。
源さんの切断した実,水に浮きますか?
ハマユウの種は,海の水に流されて別の地で繁殖するのだそうですよ。
びっくり。勉強になりました。
投稿: 萩さん | 2018年7月23日 (月) 09時14分
萩さん
自然界では、浜木綿は海岸に生えているので、そうやって繁殖するのですね。
自然はよくできていると思います。
塩水でも平気なわけですしね。
うちの浜木綿も、真水ではなくて、塩水を掛ける方が元気になったりしはせぬかと思ってしまいます。
投稿: 玉村の源さん | 2018年7月23日 (月) 12時51分