第35回 群馬学連続シンポジウムのお知らせ
来週の土曜日に群馬学連続シンポジウムが開催されます。
内容は以下の通りです。
開催日時:平成30年6月16日(土)12時30分~16時
会場:群馬県立女子大学 講堂
次第
主催者挨拶 群馬県立女子大学学長 小林 良江
基調講演「本能寺の変から清洲会議まで」金子 拓(東京大学史料編纂所・准教授)
個別報告
・「「本能寺の変」はどう知らされたか」青木 裕美(群馬県立歴史博物館・主幹(学芸員))
・「神流川の戦いを空から見る」中島 直樹(玉村町教育委員会社会教育課文化財保護係長)
・「1582年の上信地域―沼田紛争への道―」久保田 順一(群馬県文化財保護審議会委員)
・「1582年の両毛地域―沼尻合戦への道―」江田 郁夫(栃木県立博物館学芸部長)
討論 「1582年の歴史的インパクト―国家の目、地域の目―」
・パネリスト 金子 拓、青木 裕美、中島 直樹、久保田 順一、江田 郁夫
・コーディネーター 簗瀬 大輔(群馬県立女子大学群馬学センター教員)
群馬学シンポジウムのテーマとして本能寺の変というのはやや唐突に思われるかもしれません。
織田信長が本能寺で討たれたとき、上野国には信長の部将である滝川一益がいました。やがて信長の死を知った北条が攻め寄せてきて、滝川軍との間に合戦が行われました。
滝川が本陣を置いたという軍配山古墳が玉村町にあります。
また、両軍が戦った神流川合戦の碑がお隣の新町にあります。
そんなことで、本能寺の変は群馬とも(特に玉村や新町とも)深く関係します。
群馬学シンポジウム、いつもは13時からですけど、今回は30分早いですね。終了時刻は同じなので、内容豊富なのでしょう。楽しみです。
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