二松學舍大学で全国大学国語国文学会(3)
大会の2日目は研究発表会と総会でした。
総会の後、学会三賞の表彰式が行われました。
学会賞は池原陽斉氏『萬葉集訓読の資料と方法』(笠間書院 平成28年12月)が受賞しました。
池原氏の挨拶。
文学・語学賞は池田茉莉乃氏「「問賜」ふ天宇受売神-『古事記』「天孫降臨」段の誰何の場面をめぐって-」(第221号 平成29年12月)が受賞しました。
池田氏の挨拶。
研究発表奨励賞は大村美紗氏「中関白家の零落-寛子に見られる受領階級の処世-」が受賞しました。大村氏はまだ院生さんですので、写真の掲載は差し控えました。
会場の受付で受け取った研究発表資料等の封筒の中に二松學舍大学のメモ帳が入っていました。
額に松が描かれている猫は二松學舍大学のマスコットキャラクターですかね。かわいいです。「たいせつなのは、国語力」というキャッチコピー、いいです。♪
その封筒の中には大学案内も入っていました。
こちらにも、中央部分に「たいせつなのは、国語力」。
ページを開くと、最初の見開きに「今こそ国語力を。」
二松學舍大学、素敵です。
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二松學舍大学のマスコット、猫なのですね。うらやましいです、かわいくて。
私の勤務先のマスコットは青色の鳥です。わりと普通な感じです。
「たいせつなのは、国語力」にも賛成です。
投稿: 朝倉山のオニ | 2018年6月 4日 (月) 22時41分
朝倉山のオニさん
コメントをありがとうございます。
このねこ、かわいいですよね。♪
オニさんのお勤め先は青色の鳥ですか。「(幸せの)青い鳥」でしょうか。
うち(退職したので、もう「うち」ではありませんが)にはマスコットはいません。残念です。
県立なので、ぐんまちゃんを共有しても良いのかもしれません。(^_^)
あ、法人化したので、もう県立じゃなかった。
「たいせつなのは、国語力」、いいですよね。そして、これを強く前面に打ち出している点もすばらしいですね。
投稿: 玉村の源さん | 2018年6月 4日 (月) 22時53分
私も「たいせつなのは、国語力」っていいなあと思いますねえ。
我々の仕事では、いやでも上からのお達し・・・指導要領ってやつですが・・・に従わなければならないのですが・・・
それによると、最近うるさく言われているのが「言語能力の向上」ってやつです。「言語能力の向上」がすべての強化学習の基盤のなる・・・なんて言っているのですが・・・
一見、「国語科」を持ち上げてくれているように見えるのですが、よくよくみるとどうも私たちがこれまで求めていた方向とは違っているような気がしてならないんですよねえ・・・
投稿: 三友亭主人 | 2018年6月 5日 (火) 21時59分
三友亭主人さん
やはり、二松學舍の伝統ですかね。国語力の大切さをしっかりと認識して、それを受験生や世の中にアピールして行こうという姿勢は貴重と思います。
うるさく言われているという「言語能力の向上」とはどういった内容なのでしょうか?
ビジネスに必要な言語能力(英語も含む)といったことでしょうか。
投稿: 玉村の源さん | 2018年6月 5日 (火) 22時26分
>ビジネスに必要な言語能力(英語も含む)といったことでしょうか。
私の理解するところでは、どう考えても言語を通じての情報の収集能力としか思えない内容なのですが・・・
私の理解不足なんですかねえ?
投稿: 三友亭主人 | 2018年6月 5日 (火) 22時58分
三友亭主人さん
なるほど。言語を通じての情報収集能力ですか。
それはそれでとても大切なことだと思いますが、ことばと文化って密接不可分のものですから、もっとそういった部分の理解も重視して欲しいですね。
過度の実学重視は薄っぺらいものになってしまいますよね。
投稿: 玉村の源さん | 2018年6月 6日 (水) 18時35分