「元禄忠臣蔵」のパンフレット&草刈正雄
「元禄忠臣蔵」のパンフレットを入手しました。
この作品は、昭和16年(1941年)〈前篇〉・昭和17年(1942年)〈後篇〉に封切られたものですが、このパンフレットは当時のものではなく、昭和54年(1979年)に東京の三百人劇場でロードショー上映されたときのものです。
佐藤忠男氏の文章と、
新藤兼人氏の文章が載っています。
写真が載っていますが、松の大廊下は、セットというより、原寸大の実物を建築してしまったそうです。ことのなりゆきに、製作部長や重役が顔色を変えたとありました。(^_^)
「「忠臣蔵」映画の流れとその時代」と題する見開きページもありました。
ここには、「忠臣蔵」(1909)〈歌舞伎公演をフィルムに収録したもの〉から「赤穂城断絶」(1978)までの31作品が取り上げられています。
配役表のページもあり、そこには、出演者である高峰三枝子、中村翫右衛門、市川右太衛門の思い出話も載っています。
このページに載っている顔写真から4人分、切り貼りします。
左上から時計回りに、市川右太衛門(徳川綱豊)、市川莚司(武林唯七)、中村梅之助(大石吉千代)、高峰三枝子(磯貝十郎左衛門の許嫁おみの)です。
中村梅之助は梅雀のお父さんですね。市川莚司って、これどう見ても加藤大介だよなぁ、と思って調べてみましたら、やはりそうでした。(^_^) 顔、変わりません。
裏表紙ウラです。
下段は草刈正雄ですね。真田昌幸、このころはずいぶん若々しいです。
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