明治40年の修学旅行地図
明治40年の「修学旅行地図」を入手しました。範囲は「榛名山 伊香保 妙義山 浅間山 磯部」です。裏面は白紙です。
奥付は次のようになっています。
凡例は次の通りです。距離がkmではなく、里となっています。
地図上の地名等に赤い下線を引いたものがあり、それはこの地図の持ち主が引いたものか、あるいは凡例ともども、最初から印刷されていたものか判然としません。
赤線が多いのは伊香保・榛名のあたりです。1年生の研修旅行でよく行った地ですので、親近感があります。
磯部温泉は、温泉ではなく鉱泉とあります。当時の湯温(水温)は摂氏10度台しかなかったようです。富岡製糸場は「製糸場」として載っています。
高崎市、前橋市は今よりもずっと狭い範囲です。町村合併を経て、今は両方とも広い面積を占めるようになりました。
なお、「市」はこの2市のみのようで、渋川、藤岡、安中、富岡など、みなまだ「町」です。
上野三碑のあるあたりはこのようになっています。3碑とも全く記載されていません。当時はまだ関心が持たれていなかったのでしょう。
やはり同時代資料は見ていて楽しいです。
なお、標題に「修学旅行地図」とあるからには、この地図は修学旅行に用いたものでしょうが、どう使ったのでしょうかね。行き先の大まかな位置が分かるくらいの役割しか果たせないように思いますけど。
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