「大軌・参急・関急電鉄沿線図」
どこかに行かないと、どうしても手持ちの資料の紹介などが主になります。(^_^;
このような鉄道路線図を手に入れました。現在の近鉄の前身にあたる会社です。
いつのものか、年代が書かれていないので分かりませんが、昭和10年代の後半と思われます。細かく見て行けば、手がかりがかなりありそうなのですが、怠けました。(^_^;
先日話題にした小房の路線も載っています。
これを見ると、橿原神宮前駅の他に、橿原神宮駅もありますね。
前に書いたように思いますが、大軌は天理駅ですが、省線は丹波市駅です。そして、天理駅から平端駅までは今と同じですが、その先が法隆寺駅まで続いています。この路線が残っていたら便利だと思います。
伊勢方面。
宇治山田から松阪方面への路線が、現在の路線の他に、その西側にもう1本あります。これは今まで知りませんでした。この地図の時点では同じ会社になっていますが、合併前は別の会社の路線だったようです。それでは競合してしまいますね。
裏面は「車窓から」というタイトルで、沿線の名所案内になっています。
タイトルの脇の写真。
この時代は、和服の女性がまだまだ多かったのでしょうかね。特に旅行の折などのおしゃれ着として。
【画像追加】
3月13日に頂いた三友亭主人さんのコメントに関して画像を1枚追加します。
« あれから7年 | トップページ | 神奈川沖浪裏×ピーナッツ »
「鉄道」カテゴリの記事
- ぐんまちゃん高崎駅ジャックの記念品(2024.08.21)
- 赤穂線開業30周年記念乗車券(2024.08.12)
- 草刈りぐんまちゃんと群馬県庁(2024.07.26)
- 高崎駅がぐんまちゃん駅に(2024.07.04)
- 意図せぬグリーン車(2024.04.30)
「飛鳥・奈良」カテゴリの記事
- 『ならら』最新号の特集は「超 国宝」(2024.08.31)
- 『ならら』最新号の特集は「柳澤吉里」(2024.07.29)
- しかまろくん おいのり(2024.07.20)
- 『大美和』147号(2024.07.10)
- 『ならら』最新号の特集は「聖武天皇即位1300年」(2024.07.06)
「地図・航空写真」カテゴリの記事
- 明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(4)(2024.09.06)
- 大正14年の長野市地図(2024.08.30)
- 昭和12年頃の善光寺鳥瞰図(2024.08.29)
- 明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(3)(2024.08.27)
- 明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(2024.08.24)
一番上の大きな写真ですが・・・
田原本から桜井の方に一本線路が伸びてますよね。
「やまでん」と地元では言われているやつで
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%92%8C%E9%89%84%E9%81%93
に詳しいですよ。
奈良には今よりももっといろんな路線があったようですが、経営がうまくいかなかったのと、戦時中の鉄の供出に関わって、大幅に路線が縮小されたんだと年配の方からは聞いています。
投稿: 三友亭主人 | 2018年3月13日 (火) 22時27分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
この路線はうっかり見落としました。
1番上の画像はあまりにも小さいので、頂いたコメントに応ずる画像を追加しました。
なるほど、確かにこの路線は今はもうありませんね。「新田原本」が「西田原本」と名を変えて、そこから北西方面だけは現存していますけれども。「大和鉄道」と書いてありますね。これが「やまでん」なのですね。
戦時中の鉄の供出に関わって廃線になった路線については、蜂矢先生から伺ったことがありました。
投稿: 玉村の源さん | 2018年3月13日 (火) 22時54分
こんにちは。検索でお見かけして興味深く、訪問しました。
四日市から桑名のあたりで伊勢湾側に大きく張り出しているように見えますが、作図の都合上なんでしょうか。
他にも古い地図ならではのいろいろが見られておもしろいですね。
投稿: いすた | 2023年11月10日 (金) 11時02分
いすたさん
コメントをありがとうございます。
古い地図、お好きなようですね。
お仲間です。
四日市から桑名のあたりですか。小さくてよく分かりませんが、あんなものではないでしょうか。
またいつか古地図を載せたく思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
投稿: 玉村の源さん | 2023年11月10日 (金) 22時46分