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2018年3月22日 (木)

「トンボの眼」でヤマトタケル

 今日は品川で「トンボの眼」の講座をしてきました。タイトルは「ヤマトタケル伝承」です。レジュメはこちら

 古事記と日本書紀とを比較しました。大筋ではほぼ同じですが、その一方で、かなり異なる部分もありますね。今日はその相違点などを主に話しました。正味110分ではかなり時間が足りず、超特急の進行になりました。

 今日は古事記、日本書紀は次回、という風に分けて話すことも考えたのですが、次回はいつになるか分かりませんし、時間が経ってしまうと、聴いてくださるほうの記憶が薄れてしまいましょう。それに、古事記だけを110分で話したとしてもやはり急いで話すことになりましょう。それならば、いっそ1回で、と思ってしまいました。

 古事記に3/4位の時間を割き、日本書紀の方は相違点を中心に話しました。これで良かったのではないかと思います。

 絵が無いと寂しいので、貼っておきます。熱田神宮の近くにある白鳥御陵です。
Shiratorigoryo

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コメント

この年初めから読み始めた日本書記が丁度このあたりの所まで来ています。
何度も繰り返し読んできた古事記とは大分違うなと思いながら読んでますが・・・資料をこうやって提供していただけると、その違いがよくわかり、ありがたいです。

三友亭主人さん

 早速にコメントを頂き、ありがとうございます。
 また、レジュメを見てくださって、嬉しゅうございます。

 上下対照方式、分かり易いとの評価、ありがとうございます。励みになります。

 記紀どちらが原形に近いかというのはなかなか難しいと思いますが、やはり日本書紀の方が原形で、古事記は、小碓が大碓を殺したり、出雲国造家の兄弟争いの話をヤマトタケルの話としたり、弟橘比売の「さねさし」の歌を加えたり、ミヤズ姫との問答の歌を加えたり、果ては景行天皇の若い頃の望郷歌をヤマトタケルの辞世歌としたり、さまざまに話をふくらませていると考えて良いいように思います。

 その一方で、一つ松の歌などは古事記の方が古態を留めているように見えます。

 古事記単独で読むより、記紀を比べて読む方が色々と見えてきて、楽しいと思います。

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