「はじまりは考古学」展
愛知大学でこのような展覧会が開催されていましたので、会場校の和田先生のご案内で見て来ました。
画像には刻書土器が写っていますけど、時代は平安末期のようです。
石枕が展示されていました。
古墳の中で、被葬者がこれを枕にしていたようです。周囲に小さい穴がいくつか開いています。ここに作り物の花を挿したそうです。
陶馬。
かわいいので愛玩物のように見えますが、祭祀用とのことです。
1本はしご。
高床式倉庫に入るときに使ったのでしょうね。「倉」に掛かる枕詞「はしたての」を思い出しました。
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こんな展示会をしていたのですね。
期間が長いので,機会があれば観に行ってみたいと思います。
石枕を見て,びっくりしましたが,
被葬者の枕ということで納得しました。
亡くなった方を大切な心があるのでしょうね。
投稿: 萩さん | 2018年2月14日 (水) 09時18分
萩さん
会期末までまだ大分ありますので、ぜひ。
本文に書き漏らしましたが、石枕は豊橋市の中野古墳出土、陶馬は豊橋市東細谷町の一里山古窯出土、1本はしごは豊川市白鳥町の坊入遺跡出土だそうです。
投稿: 玉村の源さん | 2018年2月14日 (水) 18時37分
> 石枕は豊橋市の中野古墳出土
中野古墳を検索してみたら,牛川町の北にある森岡町のようです。
古墳は,宅地造成で失われていますが
近いので,そのうち行ってみたいと思います。
余談ですが
豊川市の牛久保城の城主であった牧野康成は
家康により,上州の大胡藩に2万石を与えられています。
その後牧野氏は,越後長岡に移されたそうです。
投稿: 萩さん | 2018年2月14日 (水) 20時02分
萩さん
地元からの出土品となると、関心が増しますよね。
牧野氏、豊川から上州に転封ですか。ご縁がありますね。
投稿: 玉村の源さん | 2018年2月14日 (水) 20時08分