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2018年1月 3日 (水)

『兼好法師』と『徒然草』

 暮に『兼好法師』(小川剛生氏著 中公新書)という本を買いました。
Kenkohoshi01
 帯に、「今から五百年前、「吉田兼好」は捏造された」という惹句が書かれています。なかなか刺激的な文言ですが、読んでみると納得できます。
Kenkohoshi03
 著者は国文学者ですが、中世史もかなりできる方とお見受けしました。それが遺憾なく発揮された著書と思います。面白かったです。

 大いに刺激されましたので、同じ著者の訳注になる『新版 徒然草』(角川ソフィア文庫)も買ってしまいました。著者名は「吉田兼好」ではなく「兼好法師」となっており、新書と整合します。(^_^)
Tsurezure
 『徒然草』を読むのは高校以来です。懐かしく思いつつ読み進めています。

 高名の木登り、堀池の僧正、仁和寺にある法師など、良く憶えている段もあれば、全く記憶のない段もあります。(^_^;

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コメント

この本、今ちょいとひかれているんですよね。
面白そうですよね・・・

三友亭主人さん

 大変に面白く、説得力のある本でした。

 お勧めです。

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