『兼好法師』と『徒然草』
暮に『兼好法師』(小川剛生氏著 中公新書)という本を買いました。
帯に、「今から五百年前、「吉田兼好」は捏造された」という惹句が書かれています。なかなか刺激的な文言ですが、読んでみると納得できます。
著者は国文学者ですが、中世史もかなりできる方とお見受けしました。それが遺憾なく発揮された著書と思います。面白かったです。
大いに刺激されましたので、同じ著者の訳注になる『新版 徒然草』(角川ソフィア文庫)も買ってしまいました。著者名は「吉田兼好」ではなく「兼好法師」となっており、新書と整合します。(^_^)
『徒然草』を読むのは高校以来です。懐かしく思いつつ読み進めています。
高名の木登り、堀池の僧正、仁和寺にある法師など、良く憶えている段もあれば、全く記憶のない段もあります。(^_^;
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この本、今ちょいとひかれているんですよね。
面白そうですよね・・・
投稿: 三友亭主人 | 2018年1月 3日 (水) 22時40分
三友亭主人さん
大変に面白く、説得力のある本でした。
お勧めです。
投稿: 玉村の源さん | 2018年1月 3日 (水) 23時52分