「信濃かるた」
このようなものを入手しました。
たまたま信州ネタが続きます。
何枚か絵札をご紹介します。
対応する読み札は以下の通りです。
う:うば捨てた 伝説残る 姥捨山
お:御柱 六年ごとの 諏訪大社
き:教育の 夜明けを告げた 開智校
こ:小諸なる 古城の歌は 島崎藤村
さ:寒さまし 諏訪湖名物 御神(おみ)渡り
せ:善光寺 阿弥陀まつって 千余年
へ:平家討ち 京へのぼった 木曽義仲
ま:松本城 五層の天守 国宝に
さすが信州は題材が豊富で、どれを選ぶか迷うほどでした。残念ながら戦国の真田関係はありませんでした。(^_^;
読み札の裏には解説が書かれています。
信濃教育会出版部の発行です。
奥付がなく、発行年月は不明ですが、「長野県 人口およそ 二百万」の札の解説に「長野県の人口は二百五万三千二百四人(昭和五十三年七月一日)で、ここ数年は二百万人を超えています。」とあり、また「伊那谷に 活気もたらす 中央道」の解説には「(昭和)五十六年には全線が開通する予定です。」とありますので、昭和五十三年七月から昭和五十六年までの間です。
ただ、昭和53年7月1日現在の人口というのは、できるだけ最新のデータを反映させようとした結果でしょうから、刊行はたぶん昭和53年の年内か、あるいは54年の早い時期と思います。
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