「日本橋かるた」
こういうかるたを入手しました。
平成22年12月発行という新しいものです。作画は六代目歌川国政とあります。浮世絵師さんでしょうね。
今、折しも、上に高速道路が架かってしまっている日本橋の景観を何とかしたい、という動きのある中、意義深いかるたと思います。
絵札から8枚。
対応する読み札は以下の通りです。
い:いつの世も 道の起点は 日本橋
は:初鰹 初物好きで 見栄っ張り
り:両国の 夜空に咲いた 江戸の華
か:掛値なし 三井越後屋 大繁盛
な:中村座 看板あげた 江戸歌舞伎
ら:欄干の 擬宝珠に映える 富士の山
お:幼子の 迷い路助く 一石橋
あ:青空を いつかは見たし 日本橋
それぞれの場所を示した江戸時代の地図が付いています。
裏は同じ範囲の現代の地図です。
このような紙が入っていました。
対応する絵札は以下の通りです。
確かに明治座は全く違ってしまっていますけど、でも、わざわざこのような紙を付けるには及ばないと思います。何かクレームが付く怖れがあるのでしょうかね。
« 『ヤマト歴史読本』 | トップページ | 新町駅の壁画、お盆バージョン »
「かるた」カテゴリの記事
- 老農船津伝次平(2024.11.23)
- 「小学生国史満点かるた」(2024.07.31)
- 「時代劇かるた」(2024.06.15)
- 昭和3年の「教育偉人かるた」(10)(2024.06.13)
- 昭和3年の「教育偉人かるた」(9)(2024.06.08)
「歴史」カテゴリの記事
- 萩松陰神社の絵はがきに(2024.12.08)
- 萩の松陰神社のクラウドファンディング(2024.12.07)
- 大河「光る君へ」の大野山(2024.12.02)
- 『歴史人』11月号の特集は「空白の4世紀」(2024.11.20)
- 三舟隆之氏・馬場基氏『古代の食を再現する』(吉川弘文館)(2024.11.16)
コメント