松代のアンズ
東京の家の近所のスーパーで、アンズを買いました。
スーパーの店頭にアンズが並んでいるのは珍しいように思います。
信州松代産だそうです。
この解説によれば、宇和島の伊達家から松代の真田家に輿入れしたお姫様が松代にもたらしたのが最初のようですね。
その昔、20年以上前というより、30年近く前になるかと思いますが、梅酒を漬けていた時期がありました。玉村のスーパー(農協のスーパーです)で、広口瓶や梅の実など、梅酒作りセットを売っていたので、作ってみたくなったのです。
何年か作っているうちに、他のものも漬けてみたくなり、レモン酒とアンズ酒を作ったことがありました。あまり記憶が定かではありませんが、材料のアンズの実はたぶんそのスーパーで買ったのでしょう。その時にそのままのアンズも多分食べてみたと思うのですが、憶えていません。(^_^;
アンズをそのまま食べるのはそれ以来と思います。皮を剥くのかなぁ、そのままでもいいのかなぁ、と思いつつ、そのまま囓ってみました。そのままでOKでした。(^_^)
美味でした。(^_^)
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そういえば・・・杏子って、加工品をのぞいてみれば食べたことがありませんね。
名前はよく聞くし、杏仁豆腐なんてのはよく食べることもあるんですが、実際の果実の方は、お店で見かけるkともありませんね・・・
奈良市の方に杏(からもも)って地名がありますが、どんないわれなんでしょうね・・・?
投稿: 三友亭主人 | 2017年7月10日 (月) 05時48分
三友亭主人さん
あ、三友亭主人さんもやはりそのままのアンズは召し上がったことがありませんでしたか。
とにかく、店頭に並びませんものね。
あんずジャムなんかは好きなんですけどね。
「からもも」っていう地名、現存しているのでしたか。確か万葉集に「からひと」か「からもも」とよむ語を含む歌がありましたね。←今すぐに調べれば良いようなものですけど。(^_^;
投稿: 玉村の源さん | 2017年7月10日 (月) 07時15分
杏町という町が、平城京の羅城門の近辺にあったこと、そして羅城門のことを「唐門(からもん)」と呼んでいたこと・・・それがなまって・・・との意見が、角川の地名辞典にありました。中世辺りからの地名だそうです。
が・・・とあるブログを読むと、杏子が植えてあったのでそれが地名に由来になったとの意見も・・・
この町の近辺では佐保川と幾つかの川が合流していることを考えると、何かしら人の集まるような場所であったことも考えられ・・・そんな場所に象徴的な樹木が植えられることも海石榴市の例を引くまでもなく・・・なんてことも考えたりしてしまいます。
投稿: 三友亭主人 | 2017年7月10日 (月) 22時50分
三友亭主人さん
お調べ頂き、ありがとうございます。平城京の羅城門近くですか。
平城京の羅城門といえば、10年くらい前に、平城京は九条ではなく、十条まであった時期のあることが分かったという記事を見て、その遺構の所に行ったことがありました。西大寺の駅前で自転車を借りて、南下。十条のあたりは大和郡山市ですよね。
私の方も、朝書いた曖昧な内容を確認しました。
巻九の1689番歌です。「あり衣辺につきて漕がさね杏人の浜を過ぐれば恋しくありなり」(在衣辺 著而榜尼 杏人 浜過者 恋布在奈利)で、この3句目の「杏人」が、「からももの」「からひとの」「ももひとの」「ももさねの」などと訓まれて、訓みが決まらないのでした。
万葉集中「杏」という文字を含む歌はこの1首のみのようです。
その昔、伝聞の助動詞「なり」の用例を集めているときにこの歌を拾いました。「からひと」も「からもも」も初めて見る語でしたので、印象に残っていました。
浜が歌われていますので、羅城門近辺の杏町とは繋がらなさそうですね。
投稿: 玉村の源さん | 2017年7月10日 (月) 23時27分
>巻九の1689番歌
この歌は学生の頃に例の輪講で読んだことがあって・・・
そのときも訓みのほうはどうにもわからないってのが結論だったような気がします。
その頃は奈良市にこんな地名があるなんて知らなかったのですが、後になってそれを知って、ああ・・・あれのことか・・・と妙に感心した覚えがあります。
投稿: 三友亭主人 | 2017年7月11日 (火) 22時55分
三友亭主人さん
この歌は思い出の歌なのですね。
3句目、難しいですよね。決め手がない気がします。
のちに奈良市に「からもも」という地名のあることをお知りになったときは感動的だったことでしょうね。
投稿: 玉村の源さん | 2017年7月11日 (火) 23時06分