百重なす浜木綿
先週の水曜日(26日)、渋川の家の浜木綿が咲きそうでした。
咲くのが楽しみでしたが、その後、東京に移動してしまい、渋川の家に行ったのは中4日空いた今日になってしまいました。
今日はこんなです。
たくさん付いているつぼみ状のものの中で、周辺部のはもう咲いて萎れかけています。中心部のはこれからですね。
全部一斉に咲けばきれいでしょうに、時間差があるのは残念です。
浜木綿というと、市川中車(香川照之)のお母さんが思い浮かびますが、それはさておき、「み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢はぬかも」(巻4-496)という万葉歌が有名です。万葉集で浜木綿をよんだ歌はこの一首だけでしたね。かたかごをよんだ歌も一首だけ。どちらも一首しかないのによく知られているのは、さすが名歌と思います。
それで、あいかわらず、この「百重なす」が浜木綿のどの部分を指しているのか分かりません。毎年、浜木綿が咲く度に考えているのですけど……。(^_^;
葉を上から見たところです。
斜め横から。
葉っぱかなぁという気がしてきました。
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