『おさんぽ万葉集』
村田右富実氏の『おさんぽ万葉集』を買いました。
本書の「はじめに」は、「本書は「線」の本である。八本の線(コース)を歩く本である。」という文で始まります。
奈良にはたくさんの万葉故地がありますけれども、それらを点で紹介するのではなく、線で紹介しています。
具体的には以下の8本です。
Route.1 平城
Route.2 春日
Route.3 葛城
Route.4 山辺の道
Route.5 泊瀬
Route.6 忍阪
Route.7 飛鳥
Route.8 飛鳥(自転車)
各コースごとに分かり易い地図が1つずつ付いています。
写真もたくさん載っています。各章の扉には大きな写真が載っています。それ以外の写真は脚注欄にありますので、あまり大きくはないものの、良い写真が多いです。
奥付に、「編集」「デザイン」「地図製作」「イラスト」などと並んで、「撮影 村田明美」とあります。
「もしや」と思って「おわりに」を読むと、やはり村田明美さんは「吾妹子」だそうです。(^_^) ご夫妻で奈良飛鳥を一緒に回られたようです。♪
すてきなご夫妻です。
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>Route.8 飛鳥(自転車)
わざわざ(自転車)のRouteが設けられているのはいいですね。
ひょっとしたら・・・源さん向き?・・・でしょうか。
この前から注目している御本なので、今度見かけたら・・・と思っています。
投稿: 三友亭主人 | 2017年6月26日 (月) 22時22分
三友亭主人さん
ほんとに、自転車ルートは嬉しいです。(^_^)
徒歩ルートは、甘樫丘・橘寺・石舞台・万葉文化館を回ります。
自転車ルートは、本薬師寺跡・藤原宮跡・天香久山・山田寺跡・飛鳥正宮(伝飛鳥板蓋宮跡=飛鳥浄御原宮跡)・天武持統陵を回ります。
やはり自転車だとかなりの距離を回れますね。徒歩ルートと自転車ルートと、行き先が重複していないところが親切です。
自転車の場合、橿原神宮前駅でレンタサイクルを借りて、飛鳥駅で乗り捨てることを前提にしていますけど、飛鳥駅から丸山古墳経由で橿原神宮前駅に戻る手もありますね。
投稿: 玉村の源さん | 2017年6月26日 (月) 22時44分