鹿にどんぐり
今日は飛火野に行ってきました。
つぶらな瞳の鹿。
その昔、5月5日の薬狩りというのは、薬草を採ったり、鹿の袋角を取ったりする宮廷挙げての年中行事だ、なんてことを授業で話していました。袋角って、どういうものかも分からずに。(^_^; それが、10数年前だか、20数年前だか、この季節に奈良に行って、「おお! 袋角とはこういうものであったか」と知った次第です。実態を知らずに講義するなんて、いい加減なものです。反省しています。(^_^;
今回の大きな目的は、鹿にどんぐりを与えること。昨年の秋に拾ったどんぐりを持参しました。
どんぐり欲しさの鹿に追いかけられたらどうしようかと心配(期待)していたのですが、意外にも反応は鈍かったです。
食べてくれたのは3割くらいの鹿でしょうか。他の鹿はにおいは嗅いでも、そのままプイッと行ってしまいました。奈良の鹿愛護会ではどんぐりの寄付を募っているのに、不思議なことです。
食べてくれた鹿は、バリバリと豪快に殻を噛み砕いていました。鹿せんべいを食べ慣れた鹿は、「あんなに堅いのはイヤだ」とでも思ったのでしょうかね。
かなり残念。
おまけに鹿のフンを大量に踏んづけてしまいました。その辺の敷石でこそげ落とそうとしたら、鹿せんべい売りのおばさんから睨まれました。(^_^; 奈良駅のトイレや奈良女子大のトイレで靴底を拭いたのですが、なんか臭います。(^_^;
仲間の頭を毛繕いしている鹿がいました。ちょっと珍しい光景でした。
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