第10回 上州・大古本まつり
今日は前橋で仕事の日でした。恒例により県庁に立ち寄ったところ、1階のホールで古本まつりを開催中でした。毎年恒例の行事で、今年で10回目になるようです。
会場はこんな感じです。
たまたま看板の脇にあった本が写っていました。
沢瀉注釈が22冊揃で1万2千円、宮沢賢治童話全集が7冊揃で2千円、現代短歌全集が15冊揃で1万円。もう価格破壊状態ですね。(^_^) 全集は場所を食うので不人気ということもありそうです。
上代文学専攻の院生さんには、沢瀉注釈がこの値段で入手できるということはありがたいことだと思います。
群馬県関係の古い地図も結構ありました。県全体の地図や、前橋市、高崎市の地図など。こちらは、3万5千円だの、1万2千円だの、結構な値段が付いていました。ネットオークションにも古地図の出品は結構あります。ブームでしょうかね。
地図好きにはありがたいことです。
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注釈が1万2千円とはねえ・・・そういえば、この前日国の第1版が5000円弱で売っているのをネット上で見かけました。
学生の頃、かなり苦労して購入したこれらの書物がこんな値段で売りに出されるとは、その頃思ってもみないことでしたが・・・
でも、これから学びはじめる方々にとっては、これらの研究の基本となる書物が安く手に入ることは確かに良いことかもしれませんね。
投稿: 三友亭主人 | 2017年3月11日 (土) 15時31分
三友亭主人さん
本当に両面がありますね。
沢瀉先生の文字通りのライフワークがこの値段かぁ、という思いがある一方で、これから研究の道に進む方々にとって、この値段は何ともありがたいことですしね。
どちらも真実ですね。
投稿: 玉村の源さん | 2017年3月11日 (土) 17時22分