お寺でお彼岸の法事
今日は菩提寺で春のお彼岸の法要がありました。
朝10時から法話、11時から法要です。
法話では、お彼岸の意味などの解説の他に、金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」を取り上げたお話しがありました。
私が両手をひろげても、
空はちつとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速く走れない。
私がからだをゆすつても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがつて、みんないい。
最後の部分は有名ですが、全体は必ずしもそうではありませんね。恥ずかしながら、私も最後以外はあいまいでした。詩の全体をじっくりと読む良い機会を頂きました。良い詩です。
以前もご紹介したかもしれませんが、このお寺では東日本大震災の殉難者の位牌を作って、ご住職が毎日お経を上げていらっしゃいます。
位牌の文字が「東日本大震災」ではなく、「東北関東大震災」となっています。これは「東日本大震災」が正式名称と決まる前の通称ですね。いかに早い時期にこの位牌が作られたのかを物語っています。
法事のあと、近くのレストランでお昼を御馳走になりました。食べたことのないものばかりでしたので、写真に撮ってしまいました。
これは前菜の前の料理です。何と呼ぶのでしょう。「付きだし」ではないでしょうが。
これが前菜ですね。
魚料理。
肉料理。
デザート。
全部説明されたのですが、忘れてしまいました。メモしておかないとダメです。(^_^;
全てとてもおいしゅうございました。
ご住職はハチミツがお好きとのことですので、今度尾瀬のハチミツを持参します。♪
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