榛名神社を大修復へ
「榛名神社を大修復へ」という記事を上毛新聞のネット版で読みました。
近年、パワースポットとしても人気のある榛名神社の建物の老朽化が進んでいるとのことで、国指定重要文化財4棟が来年度から2025年度にかけて順次修復されるそうです。
修復される4棟というのは、「本社・幣殿・拝殿」「国祖社・額殿」「神楽殿」「双龍門」です。この神社には1年生の研修旅行で何回か行ったことがありますので、写真があります。
拝殿。
本社(の屋根の部分)。「お姿岩」と呼ばれる岩山に組み込まれるような構造で、岩の中の洞窟にご神体が祭られているそうです。
国祖社・額殿。
神楽殿。
双龍門。
計画案では、今年の5月頃入札し、夏には着工する見込みで、2017年度~19年度に国祖社・額殿、2020年度~21年度に双龍門、2021年度~25年度に本社・幣殿・拝殿、2023年度~25年度に神楽殿を工事対象とするそうです。
工事中も訪問は可能とのことですが、足場を組んだり、シートで覆ったりすることでしょうから、今の姿を見学できるのはもうしばらくということになります。
費用は23億円が見込まれているそうですが、7割を国が負担し、残りを群馬県、高崎市、榛名神社で負担するそうです。国が7割も出してくれるというのは、それだけ意義のある建築ということなのでしょうね。
工事が終わる翌年の2026年は、榛名神社が60年に1度開催する「丙午還暦大祭」という行事の年に当たっているとのことで、絶好のタイミングですね。
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非常に重厚感のある建築物ですね。
とくに、双龍門。これ気に入っちゃいました。
群馬はなかなか尋ねる機会のない場所なので、榛名神社は名前は知っていても特に意識の中に入ってくるところではなかったのですが・・・
ああ、また行きたいところばかりが増えてゆく・・・(笑)
投稿: 三友亭主人 | 2017年1月 6日 (金) 07時50分
三友亭主人さん
気に入って頂いて幸いです。
ほんと、重厚ですよね。岩山と相まって、さらに重厚さが増しているように思います。
確かに、奈良から群馬は遠いですよね。何か機会がありましたら、是非。
私も関西で行きたいところはたくさんあるのですが、なかなか。(^_^;)
投稿: 玉村の源さん | 2017年1月 6日 (金) 16時14分