土屋文明記念文学館で方言の企画展
以前、チラとお知らせしましたように、群馬県立土屋文明記念文学館で方言の企画展があります。
チラシの裏です。
方言そのものだと展示がしにくいのか、あるいは文学館ゆえか、井上ひさし、伊藤信吉を絡めた企画です。確かにこの方が立体的な企画展という感じがします。
チラシに載っている井上ひさしの『國語元年』用の地図です。
「おやすみなさい」を東京の下町で「おひけなさいあし」と言っているのにちょっと驚きました。少し形は違いますけど、さる筋の業界用語である「おひけえなすって」と似ているなぁと思いましたので。
同じくチラシから伊藤信吉の原稿。
作家のナマ原稿はいいですね。今後、原稿が電子ファイルばかりになってしまったら、もうこういう世界はなくなってしまいますね。
記念講演会が2本あります。
同僚の新井先生も協力しています。
同じ群馬県立の組織同士、様々に協力し合えたらと思います。
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