護国寺をゆく
今日は勤務先国文学科恒例の東京文学散歩の日です。もう20年以上前になりましょうか、近代文学の平岡敏夫先生が学長をお務めくださった時代に、平岡先生の発案で始まり、今に到っています。
時期は今時分、11月23日の勤労感謝の日に実施されることが多いです。この日は一葉忌だそうで、一葉記念館に行くことも多いです。
で、この催し、有志の催しということもあり、私はこれまで参加したことがありませんでした。(^_^; その代わり、地図は毎年私が作っていました。ま、趣味です。(^_^)
今年の行き先は大きく3ヶ所。一葉記念館を初めとする吉原、鴎外記念館を初めとする千駄木、そして、茗荷谷・小日向・音羽です。朝から昼食休憩を挟んで夕方までの行程です。
今年も私は参加しないつもりだったのですが、午後、目白の床屋に行くことになっていました。床屋が済んでから向かえば、3ヶ所目に合流できそうです。今、平岡先生は86歳。ずいぶん久しくお目にかかっていませんので、ご挨拶にと思いました。
床屋を出た後、少し時間がありましたので、池袋経由で護国寺で降り、合流前に護国寺を見学しました。
仁王門。ご覧のような曇天でした。
向かって右側の阿形。
向かって左側の吽形。
金網越しの撮影は難しいですね。上の写真、どちらもオートフォーカスではなく、手動でフォーカシングしたのですが、こんな具合にしか写りませんでした。
仁王門の裏側には広目天と多聞天とが鎮座していました。こちらは広目天です。
多聞天。
仁王門の奥にある不老門。
不老門を入って左側にある多宝塔。
本堂。
寺務所付近にいたネコ。
惣門。
近すぎて、全体が写りませんでした。(^_^;
この門は、仁王門と同様、不忍通りに面して建っています。五万石の大名屋敷の門と同様の格式だそうです。護国寺は将軍綱吉が生母桂昌院のために建立した寺院ですから、それで格式が高いのでしょう。この門の向かって右側に「音羽幼稚園」の看板の一部が見えています。
門の向かって左側にはこんな看板が。
幼少のみぎり、テレビの子供向けの歌番組などで、「音羽ゆりかご会」という名をしばしば目にしました。ここに屯所があったのでした。ちょっと感無量。
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