朔太郎生家移築へ
少し前のことになりますが、10月19日付の上毛新聞に「朔太郎記念館来春移築 前橋文学館対岸 文化拠点に」という記事が載っていました。
萩原朔太郎(1886~1942年)の生家の一部である「萩原朔太郎記念館」は、現在、前橋市内の敷島公園に移築されていますが、これを広瀬川河畔の前橋文学館の前に移築するという計画です。
前橋文学館は「朔太郎記念」という冠が付いている文学館で、朔太郎に関する資料を保存・展示しています。この文学館の近くに移転するというのは誠に適切なことと思います。
今日、昨日に続き、また仕事で前橋に行き、今日は前橋文学館の近くを通りましたので、どんな具合か覗いてきました。
移転予定地では準備のための工事が始まっていました。
下の写真は、前橋文学館の前から工事現場を写したものです。本当にすぐ前という場所です。
ちなみに、生家跡にはこのような碑が建っています。
解説板には生家の見取り図も。
大きな家ですね。朔太郎の生家はお医者さんでしたので、この家は住居と医院とを兼ねています。医院には病室もあるので、入院もできたのでしょう。
移築工事は年度末には終わり、来年4月から公開予定だそうです。敷地は狭いので、実際の生家のごく一部が復元されることになりましょう。
前橋文学館にはほぼ毎年、1年生の研修旅行で行っています。来年4月からは生家も見学先になりましょう。
工事の様子はまたアップするかもしれません。
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