小日向をゆく
昨日の続きです。
護国寺を見学したあと、東京文学散歩の一行の通過点であるお茶の水女子大の正門前に向かいました。ただ、護国寺を出たのが少し遅く、通過予定時刻を少し過ぎてしまいました。ただ、ご一行には86歳の平岡先生がいらっしゃいますので、私の到着の方が早かったのか遅かったのか、微妙です。
そこで、一行のリーダーにメールをして、私は独自に歩き続けました。どこかで合流できれば幸いです。(^_^)
行き当たりばったりで、播磨坂さくら並木を歩きました。小石川植物園に続く道です。
歩き出してすぐ、このような看板が目に入りました。看板の向こう側に見えているビルの建っているところが、高橋泥舟・山岡鉄舟の屋敷があったところです。
解説板の地図部分の拡大です。
幕末三舟のうちの2人の屋敷が隣同士だということは初めて知りました。
少し歩くと彫刻作品がありました。
佐藤忠良氏の「風韻」とのことです。秋の曇天でしたし、真後ろの木は葉が落ちていますけど、春先の陽光を浴びて青々とした葉を付けた木がバックにあったら、だいぶ違った印象になるでしょう。戸外に設置された作品は四季それぞれに楽しめそうです。
なお、今日のタイトルは「小日向をゆく」としましたが、ここまでの地は小日向ではなくて小石川です。
それから、もと来た道を戻り、春日通りを渡ったら、急な坂が見えましたので、そこを下ってみました。ほんと、行き当たりばったりです。(^_^) タモさんが好きそうな坂です。そのあたりは小日向です。
坂を下って右の方に歩いて行くと、深光寺というお寺がありました。馬琴の墓があるというので行ってみました。
馬琴の墓です。戒名が二つ並んでいます。居士と大姉ですので、夫妻で葬られているのかもしれませんね。
少し先に縛られ地蔵があるというので行ってみました。林泉寺というお寺の境内です。
解説板。
縛られ地蔵というと大岡裁きを思い出しますけど、この解説板によれば、大岡裁きのお地蔵さんは葛飾区にあるようですね。
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