全国大学国語国文学会60周年記念大会(2)
60周年記念大会。記念講演に続き、パネルディスカッションが行われました。
最初の報告は、大東文化大学教授の藏中しのぶ氏「日本文化の源流としてのインド―仏教と日本文化―」でした。
奈良時代に来日した南天竺婆羅門僧菩提僊那のお話しでした。
鹿に取り囲まれている菩提僊那像。恥ずかしながらこの像のことは知りませんでした。今度見に行こう。
伎楽面の「婆羅門」と「酔胡王」はしばしば混同されるそうですが、こうして並べてみるとだいぶ違いますね。
続いて、日本女子大学准教授の近藤光博氏「近現代の日印文化交流―タゴールと遠藤周作―」。
トリは、東京大学大学院教授の田辺明生氏「日印交流の未来―言語文化の多様性と普遍性―」。
コメンテイターは、立教大学教授の竹中千春氏。
コーディネーターは、青山学院大学教授の小川靖彦氏でした。
小川先生は本大会の実行委員長でもいらっしゃいました。国際的な大会でしたので、さぞ大変でいらしたことと拝察致します。
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