日本遺産「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」
昨日は、前橋に行ったついでに、また県庁の県民センターに寄ってきました。ぐんまちゃんグッズの新製品がないかなと。(^_^;
新製品はありませんでしたけれども、日本遺産のパンフレットがありました。
平成27年度に文化庁が18件の日本遺産を認定した中に、「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」が入っていたのでした。パンフレットを見て思い出しました。
「かかあ天下」の英訳は「The Best Wife In The World」とあります。なるほどです。
「かかあ天下」の意味・趣旨は以下のように述べられています。
「かかあ天下」というと、一般的には「亭主関白」の反対語として認識されていることが多いと思いますが、原義はそうではないようですね。
絹産業は現金収入になったことが大きかったのでしょう。絹は、明治以降は日本の主要な輸出品になって、日本経済をも支えることになりますね。
群馬で亡くなった徳冨蘆花の言葉も引用されていました。東京の世田谷には蘆花公園がありますけど、伊香保にも蘆花の終焉の家が残されています。
この日本遺産の構成文化財の分布図が載っていました。桐生市と甘楽町に集中している感じです。
うちの学生達が「やま・さと応縁隊」の活動をした六合村も入っています。
国文学科ならではの地域との関わりも、まだまだ模索できるように思います。
« 半旗 | トップページ | 真田ぐんまちゃん »
「群馬あれこれ」カテゴリの記事
- 今日は城の日/前橋城跡(2025.04.06)
- ぐんまちゃんラスクの個包装(2025.03.22)
- 群馬県は移住希望地第1位(2025.03.05)
- 音楽の街、高崎(2025.01.07)
- 高崎駅通路に恒例のだるま(2025.01.05)
コメント
« 半旗 | トップページ | 真田ぐんまちゃん »
群馬は,ますます全国区ですね。
NHKの大河ドラマの影響は大きいですね。
ところで,花燃ゆで,舞台となった阿久津さんでしたっけ
そこはどこですか?
投稿: 萩さん | 2016年3月12日 (土) 22時48分
萩さん
早速のコメントをありがとうございます。
「花燃ゆ」に続き、「真田丸」がこの先しばらく信州から上州にかけての地域が舞台になりそうなので、それも楽しみです。
「花燃ゆ」で、江守徹・三田佳子が演じた阿久澤さんですね。あの夫妻はどうも創作上の人物のようです。でも、県の職員でもあるようですから、住所は多分前橋の設定なのだと思います。
そして、阿久澤という名字は、群馬にも多いわけではありませんが、わりと群馬的な名字のような気がします。架空の人物にしては名字の設定もなかなか凝っています。
投稿: 玉村の源さん | 2016年3月12日 (土) 23時14分
架空の人物とはいえ、前橋でお医者さん、いや弁護士さんだったかな??をやってる下村さんの何代か前の方がモデルらしいです。初代前橋市長で、前橋市役所に銅像がたってるそうです。どなたかのブログを見たら、阿久沢さんと下村さんの奥さんの名前が同じだそうです。
投稿: しーちゃん | 2016年3月13日 (日) 08時07分
しーちゃんさん
モデル情報をありがとうございます。
今度前橋に行った時に前橋市役所を覗いてみます。そういえば、前橋市役所に行ったことはまだありませんでした。
投稿: 玉村の源さん | 2016年3月13日 (日) 14時49分
”かかあ天下”、良いですね。仕事をし、経済力をもった女性たちには発言権があるということですね。今、盛んに言われているワーク・ライフ・バランスを昔から実践しているのが、絹産業にかかわってきたこの地域ではないかと思います。
今、産業そのものが、すっかり衰退して”かかあ天下”が恥ずかしい言葉のように思われているのが残念です。
投稿: うっしー | 2016年3月13日 (日) 22時10分
うっしーさん
「かかあ天下」の意味が、原義とずれてしまっているのは残念ですね。
でも、富岡製糸場が世界遺産になったり、かかあ天下が日本遺産になったりして、また徐々に浸透して行くのではないでしょうか。
おっしゃるように、ワーク・ライフ・バランスの実践が100年、200年前から行われてきた群馬は、最先端地域といえますね。
投稿: 玉村の源さん | 2016年3月13日 (日) 22時20分