二川宿をゆく(7・完)妙泉寺
二川八幡神社からさらに東へ、直線距離で130mほどのところに妙泉寺があります。日蓮宗のお寺です。
山門脇に桜のような花が咲いていました。どう見ても桜に見えるのですが、2月28日ですからねぇ。ずいぶん早いです。早く咲く桜、河津桜か何かでしょうか?
このお寺の由来についてはまた解説板をそのまま載せます。
山門を入ってすぐ、分かりやすいところに芭蕉句碑がありました。光線の具合もあって、碑面は読みづらいですが、上の方に、右から左に向かっての横書きで「芭蕉翁」とあるのは、写真からも読めます。
これまた解説板をそのまま載せます。
7回にもわたる二川宿めぐりにお付き合い頂き、ありがとうございました。
他に、本陣から二川八幡神社に行く途中に商家駒屋というのが公開されています。
ここの前は、二川八幡神社と妙泉寺への往復の途中に2回通ったのですが、立ち寄りませんでした。後悔しています。(^_^;
今度また。
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商家駒屋は,修復され,昨年11月に公開されたばかりです。
NPO法人が運営し,ちょっとした休憩スペースになっています。
機会があったら,お立ち寄りください。
連続7日間の二川宿紹介,すごいです。
ちょっとした,二川宿紹介ページになりました。
投稿: 萩さん | 2016年3月 5日 (土) 23時16分
萩さん
駒屋には今度ぜひ行ってみたいです。
清明屋は旅籠、駒屋は商家ですから、中の構造などもきっと違っていることでしょう。ほんと、寄れば良かったです。
二川宿の紹介は3~4回かなと思っていたのですが、7回にもなりました。それだけ充実した地域だったということでしょう。豊橋市の宝物ですね。
以前だったら、ちゃんとHPに書いたことでしょうが、最近はブログの方が簡単なので、ついブログへの連載にしてしまいました。時間ができたらHPにページを作成したいです。
投稿: 玉村の源さん | 2016年3月 6日 (日) 03時43分
櫻は寫眞では花の色が淡く(光線の加減かも知れません)、河津櫻特有の華やかな濃い桃色とは違つて見えますが、咲く時期が早いこと、また花柄が下向きについてゐるのは河津櫻の特色です。
句碑の解説板は上五を普通に「あぢさゐや」とすべきですが、變體假名といふ認識が無いのか、あるいは學問的な處置だと勘違ひしてゐるのか、困つたものです。眞面目なつもりの國文學者の翻字にまま見られる現象でもあります。
投稿: 筒井茂徳 | 2016年3月 6日 (日) 10時25分
筒井先生
コメントをありがとうございます。
河津桜らしいとのご教示、ありがとうございます。同定のポイントを知らないと、全く見当が付きません。(^_^;
翻字のご指摘もごもっともと存じます。元の漢字を示しても意味がありませんものね。「阿」だけ示して「安」は示さないというのは一貫性を欠きますし。(^_^)
投稿: 玉村の源さん | 2016年3月 6日 (日) 10時37分