やまさと2015の成果物
今年度の「やまさと」の成果物の1つに方言ファイルがあります。A3を2つ折りにして全4面からなっていて、そこに六合村での調査結果が盛り込まれています。
表紙です。
裏表紙に載っていた家屋の見取り図を転載します。それぞれの部位が方言でどう呼ばれているのかが記載されています。馬小屋も家の中に取り込まれていますね。いかに馬を大切にしたかが偲ばれます。
もう1つの成果物は4枚の絵はがきです。広く使われると良いです。
左上はポスターを絵はがきにしたもの、右上は動作を表す方言をイラスト入りで示したもの。イラストを描いたのはメンバーです。うまいものです。左下は夏の六合村。右下は秋の六合村です。
ポスターのアップです。
六合村(くにむら)という読みと表記との由来が詩的な文で表現されています。写真も趣深いです。
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「えろり」ってのがいいですね。小学校の頃、学級委員を「がっきゅうええん」としか発音できない担任の先生がいました。ふとその先生のことを思い出しました。まあ、人が聞いたら私だって「がっきゅうええん」と言っている二かもしれないんですが、自分ではなかなかわからないものですよね。
ところで・・・かつての教え子に九合で「くに」と読む子がいました。これもおんなじ理屈ですかね・・・数字は増えていますが・・・ルーツをたどると奄美のほうの子だったように覚えているのですが・・・あんまり記憶に自信はありません。
投稿: 三友亭主人 | 2016年2月18日 (木) 22時56分
三友亭主人さん
「い」と「え」とが混同されがちなのですね。「江戸時代」が「いど時代」になったりしそうです。
六合村は、明治時代の町村合併の折に六ヶ村が合併して成立しました。それで「六合」という表記を思いつき、普通ならばそれを「ろくごう村」と読むところでしょうが、村内に誰か教養のある人がいたのでしょうね。「日本書紀に「六合」を「くに」と訓んでいるところがある」と言い出して、「六合村」を「くに村」と読むことになったのでしょう。
そんなわけで、「六合」を「くに」と訓むのは日本書紀古訓にはあるものの、「六合(くに)村」は一回性のものと思います。
名字で「九合」を「くに」と読む例、どういう理屈でしょうね。「六合」の「六」は東西南北天地を意味するようです。「九合」の場合の「九」はどういう数え方でしょうね。
投稿: 玉村の源さん | 2016年2月19日 (金) 01時57分