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2015年12月 3日 (木)

大仏様の髪の毛

 今日のアサヒコムに「奈良の大仏、髪の量半分だった レーザー解析で定説覆る」という記事がありました。

 平安時代に書かれた『東大寺要録』には、奈良の大仏の螺髪の数を966と記載してあるそうです。←『東大寺要録』、家にあるんですけど、その書架まで行き着けません。(^_^; それで伝聞扱いです。

 この数字がずっと信じられていたのが、東京大生産技術研究所のレーザー光を使った解析によって、螺髪の数は492(ただし、9つ欠落しているので現存しているのは483)であることが判明したそうです。

 966でも、492でも、多いのか少ないのか、ピンときません。(^_^;

 でも、ずいぶん数が違いますね。

 大仏の頭部は当初のままではありませんので、当初は966あったのが、修復の際に492に減ったのかどうか、それは明らかでないそうです。

 大仏には光背があるので、背後の正確な数が数えられなかったのが、レーザー解析で背後まで計測できたそうです。

 にしても、966と492とでは大きく違いますね。今まで、正確な数は分からないにしても、おおよその数なり数えてみようということはしなかったのでしょうかね。後世修復されていることは分かっているのに、『東大寺要録』の数字がそのまま現行の数として生き続けてきたというのも不思議です。

 世の中、意外と油断ならないことがあります。

 なお、この記事、「髪の毛が半分」という点に食いついて本文を読みました。

 髪の毛が増えたとか減ったとかいう言葉に敏感になっています。(^_^;

 画像がないと寂しいので、昔撮った大仏さんの写真を貼っておきます。多くのお寺で堂内撮影禁止なのに、東大寺や飛鳥寺では撮影自由なのが嬉しいです。
Daibutsu
 この写真では492もありそうには見えませんけど。

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飛鳥・奈良」カテゴリの記事

コメント

御螺髻九百六十六箇。長一尺二寸。六寸。用生銅九千三百二十四斤十二両箇九斤。別十両。
右始勝宝元年十二月迄三年六月奉鋳御螺髻如件

てな具合にありますね。私の手元の東大寺要録はネット上からダウンロードしたもので、実物は手元にないので正確な記事の所在を示すかは定かではありませんが1805・18頁・5行目とありました。

それにしても・・・こんなことに長いこと気がつかなかったんですねえ。御身ぬぐいの時なんかにわかってもおかしくはないのに・・・・

三友亭主人さん

 ありがとうございます。

 『東大寺要録』の電子テキストですね。世の中便利になりました。上代関係の史料はかなり揃いましたね。

 ほんと、大仏さんの鼻の穴の大きさとか、中指の長さとか、結構いろいろなデータが示されていますよね。螺髪の数は盲点だったのでしょうかね。

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