電気ブラン
昨日いただきました。
今まで「電気ブラン」という名前は聞いたことがあったのですが、実物を見るのは初めてです。
箱の裏に解説が書いてありました。
痺れるくらいに強い酒なので、「電気」が付いているのかと思ったら、そうではなく、「電気」というのは最先端という意味のようですね。「文化包丁」の「文化」のような感じでしょうかね。
アルコール度数は40度だそうです。アルコール度数3%の缶チューハイで酔っ払ってしまう私には、途方もない数字です。(^_^;
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実は・・・ちょいとした用事で、昨日今日と東京にいてまして・・・
奈良に変える前に少しだけ浅草によってみたら、これを打っているお見えがありまして・・・
興味深かったんですが、なんかよくわからないものだったんで買わずに来てしまったのですが、勇気を出して買ったらよかったと・・・公開しています。
それにしても、そんな日に源さんがこんな記事をお書きになるなんて・・・
投稿: 三友亭主人 | 2015年12月19日 (土) 23時10分
三友亭主人さん
あらら。なんとも不思議なタイミングですね。
今、近代文学作品を対象に検索を掛けたら、次のようなものがヒットしました。
・夜中の一時すぎ、――二三杯の電気ブランで片隅のテーブルにもたれかかったまま正体もなく寝そべっていた先生は、彼もまた客のこぼれ酒で威勢のよくなった居酒屋のおやじにゆり起されたのである。(尾崎士郎『人生劇場残侠篇』)
・酔いの早く発するのは、電気ブランの右に出るものはないと保証し、とにかくその勘定に就いては自分に、一つも不安、恐怖を覚えさせた事がありませんでした。(太宰治『人間失格』)
・たまには電気ブランの一杯もかたむけて、野宿の夢を結ぶジオゲネスの現実。面白くもないこの日常から、きりきりと結びあげたい気にもなる。(林芙美子『放浪記』)
・父はね、浅草が好きでよく私をつれていったんですよ。映画を観て、花屋敷で木馬にのって、帰りにはきっと神谷バーへ寄って、あたしには葡萄酒、父は電気ブランを飲んだんです。(三浦哲郎『忍ぶ川』)
なんか、電気ブランがどんな存在か、イメージがわいてきそうですね。(^_^)
今日は古事記学会の例会で講演を聴きました。講師は歴史学者の加藤謙吉氏で、テーマは「フミヒトと国史の編纂」でした。いろいろと勉強になりました。
投稿: 玉村の源さん | 2015年12月19日 (土) 23時33分
昨日の古事記学会ではゆっくりお話できませんで、ザンネンでした。
神谷バーはいつ行っても混雑してますね。
でも
電気ブランは、東海大学前駅近くに飲ませてくれる居酒屋があります。
たまに学生を連れてゆき飲ませるのですが、
みんなびみょーなリアクションをするので、
「これが近代文学の味なのだ!」
というと困った顔をしています。
それを見るのがささやかな楽しみです。
桃園文庫展にいらっしゃったときに声をかけてくださればご案内しますよw。
http://www.tsc.u-tokai.ac.jp/ctosho/lib/topic/201512tenji.pdf
投稿: 惟光 | 2015年12月20日 (日) 06時19分
惟光さん
昨日は久しぶりにお目にかかれたのに、後の会を欠席してしまい、失礼致しました。
私、文学の話よりも歴史の話の方がスッと頭に入ってくる、ということを、今さらながら認識しました。(^_^; 文学、あまり向いていないのかも。(^_^;
神谷バー、行かれるのですね。私はまだ掠ったこともありません。
お近くに電気ブランの飲める店があるのは良いですね。学生さんたち、あまりお口に合わないのでしょうか。(^_^)
桃園文庫展、貴重な展示ですね。伺いたいのですが、うまく日がありますかどうか。カレンダーを睨んでいます。
投稿: 玉村の源さん | 2015年12月20日 (日) 06時40分