昭和13年の忠臣蔵のパンフレット
昭和13年のパンフレットを手に入れました。小さいもので、京都新京極の帝国館のです。表紙は浅野内匠頭を演じる片岡千恵蔵です。
こんな注意事項が書いてありました。
ほんの30年くらい前まで、禁煙の場所ってかなり限られていたように思いますので、これどうなのでしょうね。昭和13年の時点で「嫌煙」的な考え方があったとも考えにくいです。防火の観点からの決まりなのでしょうかね。
主な配役は一人二役が多いです。役者が足りないわけではなく、全部で113名の役者名が並んでいます。その中で、これらの役者さん達は2役演じています。出番が少ないのは物足りないので、他の役もということでしょうかね。
近日上映のこんな作品も載っていました。
「剣客商売」といえば池波正太郎ですが、これは全く無関係な作品です。池波正太郎は大正12年の生まれで、当時15歳。少年時代の池波正太郎がこの作品を見たか、作品名を見て、作品名が記憶の底に留まったのでしょうかね。
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千恵蔵は大岡越前のお父さんというイメージが強いのですが、若いころのカッコよさは抜群です。
市川雷蔵、長谷川一夫、片岡千恵蔵、往年の銀幕は黄色い声と共に見るべきですね。
投稿: 晴南 | 2015年11月22日 (日) 17時05分
晴南さん
すみません。コメントしたつもりでしたが、最後のクリックを忘れたようで、登録されていませんでした。
私も千恵蔵というと大岡忠高が真っ先に思い浮かびます。(^_^)
あとは大石内蔵助ですかね。若い頃は大石ではなくて浅野を演じていたのですね。
この映画、主役は阪妻のはずですけど、パンフレットの表紙は千恵蔵なのですね。阪妻は不快だったかもしれませんね。(^_^;
一人二役はファンサービスの意味もありそうですね。
投稿: 玉村の源さん | 2015年11月23日 (月) 02時47分