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2015年10月17日 (土)

信州大学で萬葉学会

 今日明日、長野市の信州大学教育学部で萬葉学会の大会が開催中です。1日目の今日は講演会です。
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 この題字は信州大学のスタッフの方の手になるものです。篆書ですよね。匠の技です。

 坂本信幸会長の挨拶で始まりました。
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 講演の1本目は廣岡義隆氏の「呼応表現様式から-「再読よみ」について-」。万葉集の中で「未」を「いまだ……ず」と訓ませたであろう例を中心に考察した講演でした。
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 2本目は橋本雅之氏の「古風土記の受容と注釈」です。出雲国風土記と播磨国風土記からそれぞれ1ヶ所ずつを例に、長い研究史の中で、本文をどう復元し、どう解釈してきたかを概観し、では、どう考えるべきかという講演でした。特に三条西家本播磨国風土記の字形に関する部分には大いに心惹かれました。

 実は、講演中の橋本氏の写真を録り損ったので、下の写真は懇親会の折のものです。(^_^;
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 萬葉学会奨励賞は蜂矢真弓氏に贈られました。
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 会場は5階でした。善光寺本堂の屋根がよく見えました。
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 大会は2時からで、時間に余裕がありましたので、大会会場に行く前に善光寺に寄りました。私はまだ長野駅で降りたことがなく、初善光寺です。そのことは、明日以降に載せます。(^_^)

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コメント

出来れば、お聴きしたいお話ばかりなんですが、なかなか信州までは・・・

橋本先生は来月下旬に桜井の図書館までお出で下さって、図書館の教養講座ってのでお話をしてくださるようなので今から楽しみにしています。

三友亭主人さん

 お目にかかれるかと思っていましたが、やはり奈良から長野は遠いですね。

 そして、宿をとるのが厳しかったようです。安室奈美恵のコンサートがあるほか、なにか他の学会のようなものもあるようでした。

 来月、橋本先生のお話を伺えるのですね。それは幸いです。

一番上の寫眞の題字は篆書ではなく、隸書です。千圓札でいふと、「日本銀行券」「千円」「日本銀行」は隸書、「總裁之印」が篆書、裏面の「發券局長」も篆書です。
縣女の圖書館學習室に「禮器碑」「乙瑛碑」「曹全碑」等の漢代の隸書の印刷本がありますから、ついでの折にでも御覽になると好いでせう。

筒井先生

 ご教示、ありがとうございます。

 生半可なことを書きました。恥じております。

學生に古代の書體の話をする際、「皆さんも不斷から篆書と隸書を持歩いてゐますよ」と言つて財布から紙幣を出させ、上記の説明をすると都合が好いのです。篆書か隸書らしいと思へば、讀めなければ篆書、讀めれば隸書と區別してもたいてい大丈夫です。知つたかぶりができます。
この讀める、讀めないは行書、草書の區別にも使へます。ともに省略書體(所謂る崩し字)ですが、行書は讀め、草書は讀めないはずです。むろん勉強すれば篆書も草書も讀めるやうになります。

筒井先生

 無事に帰ってきました。

 なるほど。読める、読めないが指標ですか。わかる気はします。

 ありがとうございました。

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