善光寺回向柱のナゾ
善光寺では今年ご開帳の年でした。ご開帳の時には巨大な回向柱が立てられます。
ご開帳が終わった今、回向柱は別の場所に移されていました。
同じ柱の反対側です。
回向柱の側にこういう解説板が立っています。
末尾には、「回向柱は……徐々に土に還っていきます」とあります。
ご開帳ごとの過去の回向柱が並んで立っていました。
ご覧のように、高さが違います。昔のものほど背が低くなっています。
解説板にある「土に還」った結果でしょうか。そして、その仕組みは?
無い知恵を絞って考えてみました。
1.極めて軟弱な土地なので、回向柱は自重によって、段々に沈下してゆく。
2.地下に、木質を分解するバクテリアが大量に棲息していて、回向柱の地下部が分解されて、その隙間に地上部が沈み込んでいる。
3.善光寺に勤めているお坊さん達が折に触れて回向柱を下に押し下げるようにしていて、その力でごくわずかずつ沈下している。
4.1年に1度くらい、重機を使って古い回向柱を地下に打ち込んでいる。
さて、正解は? (^_^)
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2と4を足して2で割ったぐらいが正解のような気がします。
地中はバクテリアがかなり棲息してますからね。通常の工事で木の杭を打ち込む際にはクレオソートなどを塗ってバクテリア対策をしていますが、このような質のものはそんなことはしないでしょうからね。短期間で式年遷宮する神社建築と同じなのではないでしょうか。神社の場合だったら、20年、30年で建て替えますが、この種のものは建て替えるのではなく、ダメになたぶんだけ数年に一度埋め込むんではないでしょうか?
投稿: 三友亭主人 | 2015年10月20日 (火) 23時00分
三友亭主人さん
ありがとうございます。
なるほど。(2+4)/2ですか。そうかもしれませんね。第3説はちょっとムリ筋のような気はします。(^_^;
投稿: 玉村の源さん | 2015年10月21日 (水) 00時02分