キムタクの忠臣蔵をバッサリ
私の前期の授業、水曜1限の「基礎ゼミ」では、例年通り今年も忠臣蔵を取り扱いました。
昔の映画なんぞも見てきたのですが、長谷川一夫(大石)、市川雷蔵(浅野)、滝沢修(吉良)、山本富士子(瑶泉院)、鶴田浩二(岡野)、勝新太郎(赤垣源蔵)などという豪華絢爛たる面々も、今の学生さん達は知りません。
せめて最後くらいは知った俳優陣の作品を見せたいと思い、キムタクの「忠臣蔵1/47」を見ることにしました。平成13年のフジTVの番組です。これでももう14年も前のですね。
このドラマのこと、放送当時、「まほろば」でもチラと話題になったような気がして、まほろばバックナンバーを見てみました。
http://kitagawa.la.coocan.jp/maho/mahoroba12.html
この、2001/12/28あたりからのところで話題になっていました。朝倉山のオニさんや目白の花さんもご覧になっていたのでした。
長い歴史のある「まほろば」。(^_^)
さて、授業でそれを観ることにはしたものの、もう残りは8月5日(水)1回しかありませんでした。この作品は160分あるのです。半分に縮めないと授業時間内に収まりません。
半減というのは厳しいですが、やってみました。
この作品では、高田馬場の決闘の後、吉良上野介(津川雅彦)が安兵衛(木村拓哉)を500石で召し抱えようとするのを、安兵衛は断ります。吉良家は4200石でしたか。それで500石はないでしょうね。このあたり全部バッサリ。
安兵衛は堀部弥兵衛(杉浦直樹)の養子となり、浅野家に仕えることになるわけですが、内匠頭(堤真一)が勅使饗応役に任ぜられ、安兵衛が吉良屋敷に挨拶に行くことになります。すると、吉良から、500石を蹴って200石で浅野に仕えるとは……などと嫌みを言われるのですが、さっきのをカットしてしまったので、ここもカットしないと話が通じませんから、バッサリ。
討入りシーンも大幅にカット。
でも、とても足りません。やむなく、吉良のイジメも刃傷直前以外は全部カット。畳替えも全部バッサリ。城明け渡しを巡っての赤穂大評定も全部バッサリ。
その他、あれこれカットして80分に収めました。半日かかりました。
完成版を通して見ると80分かかってしまうので、確認はせずに8月5日の本番に臨みました。
いや、上出来でしたよ。(^_^) ←やや自画自賛。(^_^;
残ったのは、高田馬場の決闘、安兵衛が弥兵衛の養子になるまでのいきさつ、安兵衛が内匠頭・あぐり(松たか子)に拝謁しての会話、仇討ち一辺倒の安兵衛とお家再興第一の内蔵助(佐藤浩市)との確執、安兵衛と妻ホリ(深津絵里)との情愛、盟友高田郡兵衛(妻夫木聡)の脱盟などです。
十分に筋の通った話になっていたと思います。受講生達の忠臣蔵についての予備知識は、4月以来の授業で結構身についていたはずですし、よく理解できたと思います。
来年もこの作品を見るとしても、160分を2回に分けて見るまでもなく、この短縮版で十分と思いました。
上に挙げた以外は、小林聡美(りく)、岡田准一(主税)などが出演していました。これなら、学生達の見知った人も結構多かったのではないでしょうか。
討ち入りを目前にした大石と安兵衛のシーン。
「よく生きることを知らぬ者は、よく死ぬこともできぬ」という大石のセリフがありました。
ラスト、切腹する安兵衛の介錯人は渡辺謙です。セリフはなく、配役表にも載っていません。友情出演のようです。
« クワガタぐんまちゃん | トップページ | まほろぐ2周年 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 中村錦之助「宮本武蔵」のパンフレット(2024.07.25)
- 「時代劇かるた」(2024.06.15)
- 「宮本武蔵」の台本。芍薬の枝の切り口(2024.05.31)
- 昭和女子大学で無声映画の「伊豆の踊子」(2024.05.25)
- 昭和35年「国定忠治」(東宝)の台本(2024.05.13)
「授業」カテゴリの記事
- 集中講義無事終了(2021.08.07)
- 集中講義2日目終了&食事する金魚(2021.08.06)
- マンツーマンの集中講義(2021.08.05)
- 昨日はレポート締切日(2021.02.26)
- カランコエ開花&集中講義終了(2021.02.24)
「忠臣蔵」カテゴリの記事
- 明治26年の『赤穂義士真筆帖』(2024.09.11)
- 赤穂線開業30周年記念乗車券(2024.08.12)
- 泉岳寺の絵はがき(2024.06.11)
- DVDケースを発掘(2024.03.25)
- 昭和30年代前半の忠臣蔵映画(2024.03.14)
コメント