鉄道むすめ&SL兄弟スタンプラリー
今、群馬県内の鉄道では、こんなスタンプラリーを実施しています。
鉄道むすめとは、
・足尾さきえ(わたらせ渓谷鐵道)
・北原ゆうき(上毛電気鉄道)
・富岡しるく(上信電鉄)
・渡瀬きぬ(東武トップツアーズ)
だそうです。初めて知りました。
名前がよく分かるのは「富岡しるく」ですね。上信電鉄には富岡製糸場の最寄り駅である上州富岡駅があります。
「渡瀬きぬ」は、渡瀬駅と鬼怒川に因んだものでしょう。「足尾さきえ」の「足尾」は足尾銅山の足尾でしょうが、「さきえ」が分かりません。「北原ゆうき」は全く分かりません。(^_^;
正解は、「渡瀬きぬ」の「きぬ」は直接鬼怒川ではなく、「特急きぬ」からだそうです。「足尾さきえ」の「さきえ」は「草木駅」からだそうです。「(く)さきえ(き)」って、分かりませんよね。(^_^;
「北原ゆうき」は、北原駅と桐生球場前駅からだそうです。北原駅という名の駅があることは知りませんでした。桐生球場前駅の方は「(きり)ゅうき(ゅうじょうまえ)」で「ゆうき」だそうです。分かりっこない。(^_^;
これら「鉄道むすめ」は、「トミーテックが展開する、全国の鉄道事業者の制服を着たキャラクターです。」とのことです。キャラクターのことなら、惟光さんがお詳しいかもしれません。♪
「SL兄弟」は、「出五一郎(でごいちろう)」と「白井二郎(しろいじろう)」です。一郎・二郎の兄弟というのは分かりやすいです。
「でごいちろう」はD51のもじりで分かりやすいですが、「しろいじろう」は分かりにくいですよね。JR東日本が保有しているSLにC6120というのがあって、これが群馬県内を走っています。これをもじって「しろいじろう」というのは、なかなかよくできていると思います。「0」が「ろう」というのはちょっと苦しいですけど。(^_^;
「ぐんまワンデー世界遺産パス」というシステムもあるので、これも利用してスタンプラリーをしましょうという企画です。
« 「甲を着た古墳人」展 | トップページ | 今日のはなちゃん(2) »
「鉄道」カテゴリの記事
- 東横・目蒲電車沿線案内(2023.10.24)
- 黒猫感謝の日。クロネコヤマトにも感謝(2023.08.17)
- 湘南新宿ラインの方が速かった(2023.06.23)
- 体重推移グラフ&新幹線寝過ごし(2023.04.01)
- ねこ茶&青がえる(2023.03.27)
「群馬あれこれ」カテゴリの記事
- アマビエだるま(2023.12.02)
- 新町で公開講座&ぐんまちゃんグッズ2(2023.11.29)
- "県庁所在地知らない"1位は(2023.11.26)
- 群馬県民手帳2024(2023.11.04)
- 高崎駅西口の看板群(2023.10.31)
そんな振られ方されましても……w
「鉄道むすめ」の公式HPやWiki先生程度のことしか知りませんがな。
「キャラクター・コンテンツ」というのがありましてね。見本市すらビックサイトで開催されるくらいの、なんていうんでしょうね、〈売り物〉といえばいいでしょうかね。
〈可愛い女の子〉(「萌えキャラ」といいます)を設定して(画像とその子に関するデーターを作る)、さまざまな広報媒体に使用するよう作り出された商品といえばいいでしょうか。別に「萌えキャラ」でなくてもいいのですが(「SL兄弟」は男です)、目につきやすいので、説明するのには便利でしょう。
「鉄道むすめ」の場合、鉄道が好きな人向けに設定された萌えキャラで、鉄道ごとに設定し、その鉄道に関する制服を着せるところがウリでしょう。「萌え」と「制服」と「鉄道」に対するフェチシズム(愛情)を刺激する商品となってます。
今回の群馬の場合、「スタンプラリー」というイベント(商品)をどう売り広めるかということで、「鉄道むすめ」を起用し、ポスター等で利用するわけですね。ポップアップ(実物サイズで印刷され建てられた平面人物像)も作られるんでしょうね、たぶん。
さらに連動して、フィギュアとして販売されるかもしれません。
以上のような、経済活動と広報活動(メディア戦略)上の現象を文学研究の立場から観察して「キャラクター・コンテンツ」を説明すれば、
イベントを中心として、多方面へ展開される販売戦略を基盤として生み出され送り出される人物で、
受け手はそれを実在人物として受け止めて、その人物の物語を各人構築する、一種の読書行為(読み手側がそれぞれ構築する物語をそれぞれで読む)のようなもの、
といえばいいでしょうかね。。。。。
投稿: 惟光 | 2015年7月26日 (日) 04時25分
惟光さん
すみません。むちゃ振りして。(^_^;
でも、期待に違わぬ詳細な説明をして頂くことができました。ありがとうございました。
むちゃ振りした甲斐がありました。(^_^) よくわかりました。
群馬県内の鉄道は本数が少ないので、スタンプラリーはなかなか大変だと思います。その困難を克服してゲットできる景品が、鉄道むすめ&SL兄弟の缶バッジ(数量限定)だったり、同じくグラスセット(抽選で50名)だったりでは、私などはとてもチャレンジする気にもなれませんが、ファンの人にとっては嬉しい景品なのでしょうね。
鉄道むすめの名前は、「月野うさぎ」などと同系のように思えました。「子」の付く名前は1人もいませんけど、「子」が付かない方が命名の自由度は遥かに高くなりますね。
そんなことを感じました。
投稿: 玉村の源さん | 2015年7月26日 (日) 09時49分
「ぐんまちゃん」もキャラクター・コンテンツ ですね。
「営業用ぬいぐるみ」を来て動く宣伝媒体ではなくて、「ぐんまちゃん」という実存体ですからね。
「鉄道むすめ」の名前には
初期に小田急線で「石田あいこ」(愛甲石田)「船橋ちとせ」(千歳船橋)、東武線で「栗橋みなみ」(南栗橋)と命名されたキャラさんがいて、これなんかは「月野うさぎ」(月の兔)などと同じ作法での命名ですね。
今回の「富岡しるく」などは地域と産業とが結びついたパターンで、東急車両製造の「金澤あるみ」などが地域(恒常のある金沢八景)と素材の「アルミニウム」による命名と「地名+産業生産物名」と括れば同系になります。
セラムンでも水星の守護戦士「水野亜美」などは属性による命名なのでうさぎちゃんとは別系統の命名法ですね。
むちゃ振りいただいたおかげで、秋学期の授業コンテンツに閃きをいただきました。ありがとうございました。
詳細は六條院日記に。リンク貼らせてもらいました。
暑いですね~。
東海大は、まだ授業期間です。群女はもう終わったのかな?
自転車通勤、キリンと遭遇するのはまだしも、熱中症にならないでくださいね。
投稿: 惟光 | 2015年7月26日 (日) 15時16分
惟光さん
あ、なるほど。ぐんまちゃんもそういう存在なのですね。
鉄道むすめやセーラームーンの命名のパターン、興味深いです。私はどうも固有名詞が好きらしい。(^_^)
六條院日記、拝見しました。リンクを貼ってくださって、ありがとうございます。
また、秋学期のお授業のヒントになったとしたら、嬉しく、ありがたいことです。
ほんと、暑いです。こちらも、まだ授業は終わっていません。先週はオープンキャンパスで、授業を高校生に公開しました。明日からの1週間は期末試験で、その翌週は水曜日まで授業です。試験のあと授業って、変則的ですけど、授業回数15回確保のためです。なぜ、試験を先にやってしまうのかというと、8月から就職解禁のため、それまでに試験を終わらせようということだそうです。
熱中症、気をつけます。ありがとうございます。
投稿: 玉村の源さん | 2015年7月26日 (日) 19時33分