浅野と岡野がイケメン
先々週と先週と2回に分けて、授業で昭和33年の「忠臣蔵」を見、昨日はその感想を述べて貰いました。受講生は11人。あまり内容が重ならず、11人それぞれが異なった観点からの発言で、興味深かったです。
昔の映画で、セリフも分かりにくかったでしょうに、みな、十分に内容を把握していました。エライものです。
浅野内匠頭がイケメンだったという感想を述べたものがあり、何人か後に、岡野金右衛門がイケメンだったという感想も出ました。
浅野は市川雷蔵、
岡野は鶴田浩二です。
好みには個人差がありましょうが、ま、確かにこの2人かなという気はします。
学生さん達、ほとんど誰も知らないんですよね。昔のすばらしい俳優さん達が、忘れ去られて行くというのは、何とも勿体ない気がします。
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きゃ~!!!雷蔵!!!
というように、突然変異でファンになる方もいるかもしれません。
いずれにせよ、「どうして時代劇がダメになったか」という本も出るくらいですから、現状にはよほどそぐわないということでしょうかねぇ。
投稿: 晴南 | 2015年5月29日 (金) 08時20分
晴南さん
みんな知らないんだと思いますので、見ればファンになる人も出てきましょうね。
以前、片岡孝夫のファンにNHK大河「太閤記」の本能寺の回を見て貰いました。孝夫が森蘭丸役を演じています。
ところが、その人は、孝夫もさることながら、信長役の高橋幸治に強く心惹かれたようです。高橋幸治さん、存在感ありましたからねぇ。
投稿: 玉村の源さん | 2015年5月29日 (金) 17時28分
講義で忠臣蔵って・・・いったいその講座名は???
楽しそうですね。
でも晴南さんもおっしゃるように最近時代劇がとんとダメですね。
というよりドラマ自体が少々込み入ったものが受け入れられなくなっているのでは・・・
ここんところ接する高校生は漫画さえ詠まなくなっているようですから、ちょっとでも込み入ったストーリーは苦手みたいですよ。ましてや、予備知識がある程度必要な時代劇は・・・・
投稿: 三友亭主人 | 2015年5月29日 (金) 21時28分
三友亭主人さん
はい。このすばらしい授業の科目名は「基礎ゼミ」で、1年生の必修科目です。
授業目標は、「文学部の新入生が充実した大学生活に必要な基礎的知識と技術を身につけること、学生同士が考えや意見を交わし合い、協同作業をすることで仲間とのつながりを築くこと。」となっています。平たくいえば、1日も早く大学生活に慣れるための授業でもあります。
全部で10人の教員がこの科目を担当し、学生はその中から1つを選んで、その授業を取ります。1つの授業の平均学生数は10人ほどですので、かなり少人数の授業です。
10人の教員は、何をテーマ、題材に選んでも自由ですが、なるべく自分の専門ではなく、趣味といいますか、好きなテーマを選ぶことが望ましいとされています。学生の方も、自分の興味のあるテーマを扱う教員の授業を選ぶことになりましょうから、教員も学生同士も、趣味の合う者同士が集まることになり、より効果的ではないかという趣旨です。
到達目標は、「資料をまとめたり、グループディスカッションなどを通じて、他者と論理的な意見交換ができるようになること。」ということです。
討ち入りのあと、一般庶民は赤穂浪士達を忠臣義士として喝采をおくったようですが、儒学者達は賛否両論の意見を述べていますし、評価の分かれるところでしょう。
300年の時を経て、事件はさまざまに脚色されていますので、映画・テレビの忠臣蔵と史実との相違なども興味深いところです。
そんなこんなで、このテーマを選びました。
半年では足りないくらいです。(^_^;
時代劇を初めて見たという学生もいたくらいですが、内容は十分に伝わったようです。この映画を見る前に、数回かけて赤穂事件の概要を話していたのも効果的だったと思います。
今後は、「時代劇ファンを増やす」というのも密かな授業目標にしようと目論んでいます。♪
投稿: 玉村の源さん | 2015年5月29日 (金) 22時39分