役に立った信玄袋
今日の出勤時、勤務先の最寄り駅で降りて、自転車に乗ろうとしたら、ズボンのポケットにカギがありません。
カギがなければ自転車に乗れません。今日だけじゃなくて、明日も明後日も。
「ううむ、弱った」と思いましたが、ふと、カバンの中に袋があったことを思い出しました。この袋は、かつて叔母が「もし、にわかなることあらば、この袋の口を解け」と言って賜わったもの。その袋の口を解き開けてみれば、火打ち、そのうちにあり。
いえ、この場合は、火打ち石が出てきても役に立ちません。(^_^;
そうではなくて、日頃持ち歩いている黒い大きなカバンの中に、万葉文化館の売店で買った信玄袋が入っているのです。
中身は、USBメモリやら、エアエッジやら、メガネ拭きやら、コンビニで貰ったプラスティックのスプーンやら、輪ゴムやら、ガムやら、雑々としたものです。そして、この中に自転車の合いカギも入っているのでした。!!
自転車を買うと合いカギが付いてきますけど、その合いカギを家に置いていたのではこういうときの役に立ちません。「持ち歩かねば」ということで、この信玄袋の中に入れて以来、幾星霜。役に立ったの、初めてかもしれません。(^_^)
かなり嬉しかったです。♪
こういうことがあるので、段ボール箱やら、プチプチやら、紐やら、いつか使う折もあろうかと溜め込んで、居住空間を圧迫しているのでした。
さて、合いカギはまだ1度も使っていない新品ですので、摩耗もありませんが、
信玄袋の方は、少し痛んできています。
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まるで日本武尊の話みたいですが、そんな役割を担ったのが「万葉文化館で購入した信玄袋」だというのも、なんか因縁めいていますね。
私も家の玄関の鍵は予備のものを常に車に積んでいます。ただ、その車の予備の鍵は家のタンスの中に入れてあるので、車で出かけたとき以外は役に立たない・・・と言う難点を含んでいます。
投稿: 三友亭主人 | 2015年4月 1日 (水) 07時53分
三友亭主人さん
本当に、日本武尊の話を思い出しました。(^_^) 倭姫命は凄い予知能力をもっていたものと思います。
私の方は、ほとんど死蔵状態にあった合いカギの存在をよくぞ思い出したものと思います。(^_^)
家のカギの予備の置き場は難しいですね。昔だったら、郵便受けとか、植木鉢の下とか、玄関の引き戸の上とか、そんなあたりが思い浮かびますけど、ありきたりすぎて危ないですよね。(^_^;
数年に一度くらいしか使う折がないなら、いっそ、玄関脇の地面に穴を掘って埋めてしまうという手もあるかと思いましたが、錆びちゃいますかね。(^_^;
投稿: 玉村の源さん | 2015年4月 1日 (水) 21時09分