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2014年11月 1日 (土)

上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会

 先日、「上野三碑も世界遺産登録を目指して」と題する記事を載せました。

 そのイベントが今日10時半から高崎で開催されました。正式名称は、「「上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会」設立記念総会・シンポジウム」です。長い。(^_^)

 ポスターには、「ぐんまちゃんも来るよ」とありました。本当に、ぐんまちゃんいました。古代風の衣装を着て。これは会場入口付近です。ぐんまちゃんは会場には入らず、ずっとここにいたようです。
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 設立記念総会では、次のような設立趣意書が読み上げられました。

 「上野三碑」とは、高崎市南西部の近接した地域に建立された日本最古の石碑群である。辛巳歳(六八一年)の山上碑と和銅四年(七一一年)の多胡碑、そして神亀三年(七二六年)の金井沢碑の三基で構成され、今日まで一三〇〇余年の間守り伝えられてきた。本体や碑文が当時の姿のまま完全な形で残り、本物だけがもつ学術的価値と歴史遺産としての希少さが特筆される。

 上野三碑は、日本で律令国家の体制が整えられる時期の記憶を今に伝える群馬県民の宝であり、ともに特別史跡に指定されている国民共有の文化財である。

 その一つひとつを見ると、完全な姿で残る日本最古の石碑である山上碑には、古墳文化に代わって仏教文化が花開く新たな時代の到来が、日本語の言葉順に漢字を並べる方法で記されている。

 また、見事な楷書体の碑文で、日本三古碑の一つにもあげられる多胡碑は、中央政府の命により、政治の要所に新たな郡がつくられた事情を物語るものである。

 そして、仏教の教えによる一族の結束の証として、山上碑に続いて山名の地に建立された金井沢碑からは、東国での律令政治の動き、婚姻や家族関係の実情といった多彩な情報が読み取れる。

 このように漢字、仏教、律令制度、石碑建立で中国、朝鮮半島の諸国とつながる上野三碑は、渡来した文化や制度が日本列島で受容され、広がったことを如実に示している。そこに刻まれた古代からの記憶の数々は、今日の社会の成り立ちを知るための鑑となり、未来への道筋を拓くための道標ともなっている。

 東アジアの悠久の歴史と文化を思い、相互の友好への願いを叶えるためにも、上野三碑の世界記憶遺産登録を実現させ、人類共有の遺産として未来に引き継いでいくことが、現在に生きる私たちが果たすべき使命である。

 その願いを込めて、ここに「上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会」を設立する。

                             平成二十六年十一月一日

 以上です。

 今日、11月1日は「古典の日」で、この日を期しての設立です。

 シンポジウムの方は、前澤和之氏(館林市編さんセンター専門指導員)の「上野三碑について」と題する基調講演。
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 続いて、パネルディスカッションに移りました。
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 「上野三碑」といっても、知名度は低いでしょうから、今後も地道な活動が必要になろうと思います。今日のこの記事もその地道な活動の1つです。(^_^)

 会が終わって会場の外に出ると、ぐんまちゃんが見送ってくれました。ぐんまちゃん、子どもにも人気です。
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 ぐんまちゃんとのツーショットを撮りたかったんですが、頼める人がいなくて断念しました。(^_^;

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群馬あれこれ」カテゴリの記事

コメント

 今回の情報提供もありがとうございます。
 私も行きたかったのですが、家の都合であきらめました。
新聞の文面より、はるかにパネリストの熱意が伝わってきます。日本の言葉の語順で漢字が書かれたというのも、独自の視点で説得力ありますね。

 佐野屯倉と多胡郡設置に目がいきがちですが、会の趣旨は県どうこうではなく、東アジアにつながるんですね、なるほど・・・。
 県民としても、会の進展を願います。(ぐんまちゃんの衣装も新鮮です)

しーちゃんさん

 文字を持たない古代日本に漢字が入ってきても、当初は日本語を漢文に翻訳するような形で、中国語の文法に従って文字を並べていたことでしょう。それが、やがて中国語の文法とは関係なく、日本語の語順で文字を並べるようになる。後から考えればどうということのないことのようにも思えますが、コロンブスの卵のような発想だったのでしょうね。

 山上碑はその最古級の資料です。群馬は畿内から遠く離れていたので、自由な発想ができたのでしょうかね。

 ゆるキャラグランプリの決勝が愛知県で始まりましたので、ぐんまちゃんは本当はそっちに行っているようです。高崎に出現したぐんまちゃんは、ピンチヒッターとして、1300年前の世界からやってきた、ぐんまちゃんのご先祖様かもしれません。衣装も自前かも。(^_^)

最近、本当に群馬県は頑張っていますよね。
この源さんのブログにとどまらず、マスコミ等いろいろな場所で群馬県の名を目にします。

ところで・・・愛知には本当のぐんまちゃんが行っていて、高崎の方には1300年前のぐんまちゃんのご先祖様・・・
そういえば、かつてせんとくんは年末の紅白歌合戦の時にその会場と、奈良(確か平城宮)に出現するという離れ業を行ったような記憶が・・・それになんどかせんとくんにあったことがあるんですが、「あれ・・・?、サイズが違う」って思ったことも何度かありました。

三友亭主人さん(とおみうけしました)

 ありがとうございます。群馬県の魅力度は低いようですが、そもそも知名度の低さがありましょうかね。

 まずは露出度を高くせねばと思います。

 わっ! せんとくんは大晦日に分身の術を使ったのでしたか。紅白は毎年見ているのですが、気付きませんでした。大峰山あたりで身に付けたのかなぁ。

 昨日のぐんまちゃんも、ちょっと大きめかなと感じました。ああいう人たちは、内臓の具合がそのまま外形の大きさに反映してしまいますね。(^_^)

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