タイムリーな『歴史読本』
発売されたばかりの『歴史読本』、今回の特集は蘇我氏です。
蘇我稲目の墓説もある都塚古墳が話題になっている絶好のタイミングでの発売でした。
でも、タイミングがぴったりすぎて、この雑誌には都塚古墳のことは全く載っていません。「発掘された蘇我氏の軌跡」という項目があるのですが、そこで採り上げられているのは、島庄遺跡、甘樫丘東麓遺跡、山田寺跡の3つです。
編集後記には何か書いてあるかと思ったのですが、それもなし。早い段階で編集が終わってしまっていたのでしょうね。惜しいことでした。
三友亭主人さんのブログで紹介されていた「大古事記展」の紹介も見開きで載っていました。この会期、万葉学会が終わった少し後なんですよね。惜しいタイミングです。
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大古事記展の日程は本当に残念ですね。
この辺りの連携もうまくやってくれればと、住民としても思います。
でも、学会の会場がせっかく天理なのですから、図書館の方でなんか見せてくれるんじゃないですか。
希望的観測ですけど・・・
投稿: 三友亭主人 | 2014年8月27日 (水) 07時13分
三友亭主人さん
日程、本当に惜しいところでしたね。主催者側には萬葉学会の情報は入っていなかったのでしょうかね。それとも、大古事記展の前に何か特別展が組まれていて、その会期との関連とか。
古事記1300年から少し年を置いての「大古事記展」。日本書紀撰進1300年まで引っ張りたいという奈良県(奈良市?)の意向に沿った形での、今の時期設定とも考えられますね。
ともあれ、奈良が注目されるのは嬉しいことです。
投稿: 玉村の源さん | 2014年8月27日 (水) 16時21分