蒲復活
今日の夕方、学内を歩いていて、たまたま見つけました。蒲です。
こんなのもあります。
勤務先の池には蒲が自生していて、以前、HPに何度かその写真を載せたこともあったのですが、雑草とみなされてしまったものか、きれいさっぱり刈り取られてしまいました。
蒲は、古事記の稲羽の素兎の段にも登場するのをはじめ、あれこれの日本文学作品にも登場します。最近では身近に蒲を見る機会はほとんどないでしょうから、貴重な教材になるのに、残念なことでした。
もう、その池に蒲は生えないものと思っていましたので、久し振りに蒲を見つけて、ご機嫌です。
蒲の生態のことはすっかり忘れてしまっていましたが、思い出すと、これを指で弾くと黄色い花粉(漢方薬の「蒲黄」ですね)が飛ぶのではないかと思います。そして、受粉し、秋になれば、下のような姿になることでしょう。
刈り取らないように事務局に申し入れようと思います。
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