鎌倉かるた
「鎌倉かるた」を入手しました。入手先はまたまたネットオークションです。(^_^)
鎌倉ペンクラブ編集、かまくら春秋社発行で、平成14年12月発行です。
読み札のことばは一般公募で、絵札は鎌倉ペンクラブの会員が描いたそうです。絵札を8枚ご紹介します。
対応する読み札は以下の通りです。( )内には絵札の作者を入れました。
い:稲村ヶ崎 剣投ぜし 新田義貞(画・早乙女貢)
は:春になれば 桜満開 段葛(画・平松礼二)
に:日蓮に 奇跡は起こる 龍ノ口(画・早乙女貢)
ぬ:抜ける空 魔法の杖で 鎌倉花火(画・中島千波)
け:建長寺 鎌倉五山の 第一位(画・小泉淳作)
ふ:フクちゃんの 生みの親は 横山隆一(画・横山隆一)
き:北鎌は 駅から出来る 寺巡り(画・河竹登志夫)
す:スキップしたい 小町通り商店街(画・安西水丸)
絵札の制作者には錚々たるメンバーが名を連ねていますね。しかも、絵のプロだけではなく、作家まで。文筆に加えて絵もうまいとは、多才な方々です。
読み札の作者のお名前と年齢も書いてありました。上は97歳、81歳、74歳から、下は9歳、11歳、12歳まで幅広いです。
中学生がかなりいて、学校名も書いてあります。鎌倉女子大学中等部、栄光学園中学校、鎌倉学園中学校、鎌倉市立大船中学校、鎌倉女学院中学校、北鎌倉女子学園中学校などからはそれぞれ複数人が入選(?)していました。
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地元民としては、ひとまずコメントをいれておかないと(笑)
上毛かるたを模倣したのだと聞いたことがありますが…
実際問題として、こちらは あまり「普及した」とは言えないと思います。
各家庭で親しまれ、どの小学校でも このカルタを使ってカルタ取り大会が催されてきた「上毛かるた」。
やはりそこは、歴史の長さが違いますね。
とはいえ、近所の本屋さんにも置かれていましたので、母も「孫のために」と購入していました。
(まだ我が家のどこかにあるはずです。)
上記絵札を見て「ああ!」と思いました。
中島千波と小泉淳作の日本画は、うちにも何枚かあります。
(父と母が、彼らと知り合いだったからだと思われます…。)
鎌倉には、芸術家が多いです。
投稿: のりすけ | 2014年4月25日 (金) 20時44分
のりすけさん
コメントをありがとうございます。♪
さすが地元民。このかるた、お持ちでしたか。(^_^) あまり普及したとはいえないのですね。錚々たる方々が絵を描いていらっしゃるのに、それは残念ですね。
中島千波氏や小泉淳作氏とお知り合いとはすごいです。そして、作品がおうちにおありとは……。
昔から鎌倉には芸術家がたくさん住んでいたようですね。里見弴や川端康成もそうですよね。
前田青邨も鎌倉在住でしたね。絵札の中に前田青邨のがあったりしたら、これはすごかったですよね。(^_^)
投稿: 玉村の源さん | 2014年4月25日 (金) 21時34分