新幹線の車中から撮影(1b)
群馬県渋川市の吾妻川のほとりに、甲波(かは)宿祢神社の旧社地というものがあります。字は「甲波」と書きますが、意味は「川」なのでしょう。川の神様。
この神社は、天明三年の浅間山の噴火による火砕流が吾妻川を下ったために、それによって流されてしまい、高台に移転しました。旧社地には標柱が立っていて、それと分かるようになっています。
この旧社地は、新幹線の高架のすぐ近くにありますので、新幹線の車中から撮影できるはずだと思い、昨年9月に無事撮影し、このブログにも載せました。
その折は、旧社地を撮すことしか念頭にありませんでしたが、あとから考えると、折角新幹線から撮すなら、吾妻川と旧社地との位置関係が分かるような写真を撮りたいと思いました。
で、今日、撮影に成功しました。(^_^)
画面左端に見えているのが吾妻川です。右端中央付近、赤丸で囲んだのが旧社地です。
火砕流、川幅よりも相当に大きな幅で流れ下って、いろいろな物を押し流していったのでしょうね。改めてそのすさまじさを感じました。
旧社地、あまりにも小さくてよくわかりませんね。下に拡大しました。
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