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2013年12月16日 (月)

群馬のことばと文化10

 今日は、県民公開授業「群馬のことばと文化」の第10回目がありました。

 講師は、群馬県立女子大学国文学科准教授の新井小枝子先生で、テーマは「養蚕にみる群馬のことば」でした。新井先生は本学の卒業生でもあります。
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 先週の、座繰りの実演を含む狩野先生のお話に続き、今回は養蚕関係の群馬方言のお話しでした。生活に根ざした地域の言葉という観点からお話しいただき、まさに「ことばと文化」に相応しい内容だったと思います。
Arai02

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コメント

新井さんだぁ❤

公開授業楽しそうな内容ばかりですね。
聴講してみたい。。。

うさうささん

 楽しそうでしょ。♪

 県民公開授業ですので、自由に聴いて頂けます。申し込みも要りませんし、聴きたい回だけでもOKです。

 今年度はあと4回になってしまいました。以下の通りです。

⑪1月6日 北川和秀(群馬県立女子大学教授)
  ○群馬の行政地名 ―明治22年の町村合併時を中心に―

⑫1月20日 市川祥子(群馬県立女子大学准教授)
  ○四代目澤村田之助の墓について

⑬1月27日 品田里和(群馬県立富岡東高校教諭)
  ○羽鳥一紅―「文月浅間記」を中心に―

⑭2月3日 今井昭彦(群馬県立女子大学群馬学リサーチフェロー)
  ○群馬県における戦没者慰霊

 ⑬も本学の卒業生です。

 時間は16:20~17:50。新館の1階です。よかったら、ぜひ。

公開授業、月曜日なのですね…。
私は火曜日が休みなので、火曜日でしたら受講させていただきたかったです。
県立女子大の教務補助時代、授業の準備のために、ある教室に行きましたら、新井小枝子先生の授業のリアクションペーパーが1枚ひらっと床に落ちており、何気なく読んでみましたら、「今日の授業で、言葉は通じないものだということがわかりました。」という、学生の感想が書かれてありました。
私はそれを読んだ瞬間、それまで私は、言葉は通じるものだと信じていたことに今更ながら気づき、そして、人とのコミュニケーションにおいて、私は言葉に頼り過ぎていたかもしれない、とふと思ったことを覚えています。


レディさん

 コメントをありがとうございます。

 そのプリントの言葉、強く印象に残っていらしたのですね。

 同じ単語や言い回しでも、その言葉を発した人と受けた人との間で、微妙に意味の理解に差があったりすると、意図がズレて伝わることがあるでしょうし、発言の趣旨が誤って伝わったりすることもあるでしょうね。「そんなつもりで言ったんじゃないのに……」って。

 新井先生は方言が専門ですので、同じ語形の語でも、地域によって意味が違う例が沢山念頭にあるのでしょうね。そんなことも背後にあるのかなと思います。

 文章を書くときも、話をするときも、伝えたいことが誤解なく伝わるだろうか、と自省することは大切ですね。と、自戒を込めてそう思います。

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