「くっつきのを」の看板(?)差し替え
11月19日の「「くっつきのを」?」の看板の画像がギザギザなのが気になって、新しいのと差し替えました。
今度のは桂本から取りました。763番歌です。
元暦校本の「を」とは形が違いますね。元暦校本の方が今の「を」に近いように思います。
時代差なのか、それとも書き手の個性の差でしょうか。
書も面白いですね。私は字が下手で、どうしようもないのですが。
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「を」は字母が「遠」ですから、桂本はより字母に近い感じがしますね。
それにしても美しい字です。
投稿: 晴南 | 2013年11月25日 (月) 09時50分
晴南さん
なるほど。より字母に近いとなれば、時代差の要素が大きそうですね。
美しいですよね。溜め息が出ます。
投稿: 玉村の源さん | 2013年11月25日 (月) 09時56分
またまた差し替えられた「を」の画像!
でも、ここにあるように、”歌全体”で見た方が美しいですね♪
毛筆の仮名文字の美しさは その連続性にありますね。
続く文字列と墨の濃淡。
流れる文字が、口から流れ出る歌のようで、とても綺麗です。
そこに書き人の息遣いまで感じられ、生き生きとして本当に美しいです。
投稿: のりすけ | 2013年11月26日 (火) 20時47分
のりすけさん
コメントをありがとうございます。
おっしゃるとおりですね。筆文字の魅力は、その連続性と墨の濃淡にありそうですね。
活字も、工夫に工夫を重ねてデザインを洗練させていった結果、美しく読みやすい文字になっていったのでしょうから、活字がダメということではありませんが、筆文字の美しさは魅力的ですよね。
投稿: 玉村の源さん | 2013年11月26日 (火) 21時27分