« 新町図書館で出前講座 | トップページ | ぐんまちゃんの写真集 第2弾 »

2013年9月23日 (月)

卒塔婆

 今日はお寺で秋のお彼岸の法要があり、参加してきました。

 お寺の場所は目黒区です。お墓は八王子なので、お寺で頂いた卒塔婆は八王子まで持って行かなければなりません。いつもは、卒塔婆を入れる袋を持って行くのですが、今日はうっかり忘れてしまいました。

 お寺での法要が終わった後、一度家に寄ってからお墓に向かう予定にしていましたので、お寺から家まで、むき出しのままの卒塔婆を運ぶことになりました。これまで何十年も生きてきた中で、街中でむき出しの卒塔婆を持った人に出会ったことはありません。むき出しの卒塔婆を持って電車に乗っている人も見たことがありません。(^_^;

 イヤでしたが、意外にも誰もジロジロ見たりしません。助かりました。

Sotoba  むしろ、卒塔婆を袋に入れているときの方が人に見られます。「あれ何だろう?」という感じかもしれませんね。刀にしては長くて反りがないし、弓にしては短くて太いし、釣り竿にしては太すぎるし、ゴルフのクラブにしては袋の柄がミスマッチだし、……ということで、袋の中身の見当が付かないからでしょう。(^_^)

 以前は住職の奥さんが卒塔婆を梱包してくださったのですが、毎回お世話になるのも申し訳ないし、何か良い手はないかと思っていたところ、卒塔婆袋というものがある、ということを聞きました。

 「それは良い」と思い、上野の仏具店通りに行きました。3年くらい前のことです。軒並み仏具店だらけ。

 ところが、どの店にもそういう物は置いてありませんでした。諦めかけたところ、あるお店で、「ホーイ屋さんにあるかもしれない」と言われました。字は「法衣屋」でしょう。お坊さんの装束を作って売るお店。初めて聞く職業でしたが、いろいろなお店があるものです。

 幸い、その店の近くにホーイ屋さんがあるということで、道を教えて貰い、無事に卒塔婆袋を入手できたのでした。でも、店頭にあれこれ並んでいるというわけではなく、受注生産のような感じでした。たまたま余分に作ったものが残っているということで入手できたのでした。

« 新町図書館で出前講座 | トップページ | ぐんまちゃんの写真集 第2弾 »

日常」カテゴリの記事

コメント

ホーイ屋さんは、私にもなじみのお店です。

行者の装束はホーイ屋さんの修験道用の装束を買うのです。(^^)

晴南さん

 おお! 晴南さんはホーイ屋さんのお顧客様でしたか。(^_^)

 世の中、一般にはあまり知られていない様々な職業があるのでしょうね。ホーイ屋さんって、お寺さんや行者さんにとっては、なくてはならない職業でしょうね。

源さん

はい。

手甲・脚絆、山袴など、なかなか売っているものではありませんからね。

ちなみに、地下足袋(白限定)は浅草まで参ります。

晴南さん

 一般の人には知られざる専門店って、それぞれの分野にあるのでしょうね。上野、浅草あたり多そうですね。

 そういうお店は、必要とする人にだけ知られていれば十分なわけですから、必ずしも表通りに店を構えている必要はなく、裏通りにあったりするので、なおさら目に付きにくいということもありましょうね。

 上野、浅草あたりの裏道を歩いてみたい気がします。「ブラタモリ」のネタにならないかなぁ。

こんにちは!
おっしゃる通り、お寺にとっては必要不可欠なものでございます。
我が家の息子たちも、この夏に「法衣店」で、夏用の白衣と改良衣を新調しましたよ!
(台東区にある法衣屋さんが、うちまで採寸に来てくれました。)
夏休み中に八日間、ご近所の本山で朝のお勤め修行をしてきました。

のりすけさん

 わわっ! こちらでは初めまして。コメントをありがとうございます。

 台東区にある法衣店ですか。ひょっとしたら私が行ったのと同じお店ですかね。あるいは台東区には法衣店が何軒もあるのかもしれませんね。

 遠くまで出張してきてくれるのですね。お得意様ですものね。

 お子さん達、これからの修行の道のり、なかなか大変そうですね。テツのお坊さんというのも素敵です。(^_^)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 卒塔婆:

« 新町図書館で出前講座 | トップページ | ぐんまちゃんの写真集 第2弾 »

2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

ウェブページ