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2013年9月26日 (木)

『群馬のおきて』

 しばらく前にこんな本を買いました。

Gunmanookite  「地域ブランド調査」の2012年都道府県魅力度ランキングで、群馬県は最下位でした。そんなこともあって、ネット上では、「未開の地グンマー」などと呼ばれ、ネタにされているのだとか。そこで、これを逆手にとって、群馬を盛り上げていっちゃおう、ということでできた本のようです。

 内容は、オビにもあるように、群馬のあるあるネタです。

 ・贈り物ならやっぱり「スズラン」
 ・群馬県民が集まるイベントには登利平の「鳥めし」
 ・運動会のチーム分けは「山」!
 ・群馬名物を聞かれても「ねぎとこんにゃく」くらいしか思い浮かばない
 ・道に迷ったらとりあえず山を見る
 ・自分がなまっていることに気付いていない
 ・栃木、茨城には勝っている。群馬のライバルは埼玉!

など、全部で52のあるあるネタが載っています。

 私は、群馬在住歴28年になりますけど、子供時代を過ごしたわけではないので、「あ、そうなのか」と初めて知ることもいくつかあります。

 この本、誰が買うのかと言えば、やはり群馬県民でしょうねぇ。群馬を離れて暮らしている群馬出身者や、群馬に進学や就職が決まった人は買うかもしれませんけど、それ以外への販路拡大は難しいかもしれませんね。

 楽しい本ではあります。♪

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コメント

こんな本があるのですね!
私は群馬で生まれ、前橋市在住歴27年で神奈川へ引っ越しましたが、
上記箇条書きに、つい反応してしまいました(笑)

◎運動会のチーム分けは、
   赤:「赤城」
   緑:「榛名」
   黄:「妙義」
   白:「浅間」
 以上の4つでしたよ。


◎群馬名物としては、「焼きまんじゅう」は外せないでしょう!
 ハラダのラスクは、確か新町にあるお店だったように思いますが
 (玉村だったかしら??)
 いつの間にやら全国展開してますね~

◎世界の狭かった「子供」のうちは、
 群馬の言葉が微妙にナマっていることなど、まったく気づいておりませんでした!(笑)
 (完全に標準語だと思ってました…。)

ちなみに、(※これは自分だけかもしれませんが)
幼少のころ、「上毛カルタ」は全国区のものだと思い込んでいました!(苦笑)
まだ「上毛」の意味を理解していなかった幼き時分、
「正月になると日本全国、上毛かるたをやるものだ」と思っていました。

学校でもやっていたので、
県内、ほぼ全ての子供が「上毛かるた」の句を把握していたはず。
(現在の小学校教育では、やっていないのかしら?)

お正月に親戚が集まると、我々子供たちは、
沿道からニューイヤー駅伝の走者を応援し、
手打ちうどんを食べつつ、
「上毛かるた」「花札」「人生ゲーム」に興じたものです…。

そうです、「うどん」も名物のはず!

昨年夏、新橋演舞場での歌舞伎公演で
真山青果の『将軍江戸を去る』が上演されていましたが、
芝居がはじまって間もなく、山岡鉄太郎(市川中車=香川照之)が
「上州の人間は、うどんばかり食っているから、頭が働かんのじゃ!」
みたいな科白を言ったのを聞いて、
客席にて「まぁ、なんて失敬な!」と思った記憶がございます(苦笑)

 ↑↑↑
またまた、HN書き忘れました!

のりすけさん

 コメントをありがとうございます。

 出版社の営業妨害になるといけないので、7つだけ載せましたが、

 ・他県民から「ガトーラスク」をもらうと思わずニヤリとしてしまう
 ・「上毛かるた」は群馬県民の共通言語
 ・群馬のお正月は「ニューイヤー駅伝」ではじまる

なども入っています。(^_^)

 ハラダのラスクは新町ですね。ほんと、メジャーになりましたね。

 上毛かるたは今も盛んなようです。数年前に子供向けに書かれた解説本も出ました。

 市川中車のセリフはアドリブなんでしょうかね。それとも台本通り? 

 真山青果全集が出ていたと思いますが、私は『元禄忠臣蔵』しか持っていません。(^_^;

すでに「あるあるネタ」として記載済みでしたか!
そうして、上毛かるたは今も盛んなのですね。
在住歴28年の玉村の源さんは、
「ち」の読み札に、発行年による微妙な変遷があるのをご存じでしょうか?

市川中車のセリフは、アドリブではなく台本通りのはずです。
真山青果の歌舞伎は科白劇ですし、
いわゆる古典歌舞伎とは違って、舞台も時代劇っぽい感じですね。

玉村の源さん、『元禄忠臣蔵』をお持ちなのですね!
今年末の京都南座顔見世興行では、
『元禄忠臣蔵』の「御浜御殿綱豊卿」が上演されますよ。
  片岡仁左衛門さんの徳川綱豊卿
  市川中車さんの富森助右衛門
といった配役です。

猿翁、猿之助、中車の襲名披露興行なのですが、
中車さんは歌舞伎役者としての経験が ごく浅いので、
古典ではなく こういった新作系の方がやりやすいことでしょう。
(やはり義太夫狂言は難しいと思います。)

ちなみに、今年の11月・12月、歌舞伎座では『仮名手本忠臣蔵』が通しで上演されます。
そっくり同じ演目が二ヶ月連続で上演されるのは珍しいと思います。
(キャスティングが変わるそうです。)

のりすけさん

 コメントをありがとうございます。

 「ち」は、今は「力あわせる二〇〇万」でしたっけ。人口増を反映しているのですよね。♪

 なんか、今、二〇〇万を切ってしまったようですけど、増やすのはともかく、減らすのはイヤでしょうね。

 中車さん、大変でしょうね。勇気ある転身と思いますけど、ほとんどゼロからの挑戦ですよね。歌舞伎役者さん達の視線もありましょうしね。

 『元禄忠臣蔵』はいくつか持っています。最初は岩波文庫本を買ったのですけど、あの本、参考地図などの図版が入っていますよね。文庫本ではどうも小さくてよく見えず、古書を探して、単行本を買ったり、全集を買ったりしました。でも、老眼にはやはり小さい。(^_^;

 2ヶ月連続の仮名手本忠臣蔵の通し狂言。同じ演目ながら配役が代わるというのは、歌舞伎ファンにとっては楽しみでしょうね。比較できますものね。

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