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2013年9月 7日 (土)

佐原・香取・鹿島をゆく

 今日は、チェックアウトの10時ちょっと前に宿を出て、駅近くの観光案内所で自転車を借りて香取神宮に向かいました。自転車は1日借りて200円。安いです。(^_^) 駅から香取神宮までは3kmちょっとです。ただ、自転車を降りてから社殿までは徒歩で結構ありましたが。

 社殿はあいにく工事中でした。来年式年祭のようで、檜皮葺の葺き替え工事のようでした。境内の奥宮や要石等を見ました。写真はまた改めまして。

 自転車で佐原の町に戻り、伊能忠敬記念館を見学しました。記念館と川を挟んだ対岸には伊能忠敬の旧居が保存されています。でも、あいにくここは工事中で中には入れませんでした。おととしの3.11の地震で壊れてしまったのだそうです。あのあたりは結構揺れたのでしょうね。
Inoukyuutaku01

 佐原には古い建物がたくさん残っていて、現役で使われています。その町並みを見てから駅に戻りました。
Sawaramachi01
 自転車を返して、駅に着いたのが正午頃でした。2時間弱で、充実した見学ができました。

 電車に乗って、鹿島神宮駅で降りたら、すぐに講演者の蜂矢先生をお見かけし、声をお掛けしました。同じホームで、引き続き、研究会のメンバー5~6人とも遭遇。列車の本数、少ないです。

 鹿島神宮に向かう道の途中のおそば屋さんの入口脇に看板猫。すぐ傍らを人が通っても平然としていました。
Kashimaneko

 鹿島神宮の境内をあちこち廻りました。長さ2m半を超える宝剣も見ました。感動的に長大、豪壮でした。

 境内には小さな鹿苑がありました。そこにはこんな掲示が……。コメントはしませんが、奈良に行きたくなりました。(^_^)
Kashimashika01
 鹿島神宮の他の写真もまた後日。

 研究会の会場に着いたら、まほろばメイトの白兎さんがいらしていました。談笑していましたら、研究会の担当者から、蜂矢先生の司会といいますか、紹介を頼まれました。「じぇじぇ!」といいますか、「はぁ?」といいますか。もう講演の直前ですし、だいたい私、会員じゃないんですってば。(^_^;

 まったく予想だにしないことでしたが、簡単で良いということでしたので、お引き受けしました。本当に簡単で、蜂矢先生に申し訳ないことでした。

 講演が終わって、帰途、乗り換えのために香取駅で降りたら、駅前に猫が4匹いました。いずれも人懐っこかったです。駅の乗降客から食べ物を貰っているのかもしれません。ただ、車の下にいるのは怖いです。事故に遭いませんように。
Katorineko01

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コメント

ふと思い出しましたので、春日大社のホームページから

・・・春日の神々の御鎮座は奈良朝のはじめ、平城京鎮護のため、まず武甕槌命様を鹿島神宮(茨城県)から 奈良・春日御蓋山頂に奉遷して祭られていましたが、それから数十年後の神護景雲2年に藤原氏の血を引く 女帝、称徳天皇の勅命により、左大臣藤原永手らが現在の場所に初めて南面する神殿を創建して、 さらに香取神宮(千葉県)の経津主命様、枚岡神社(大阪府)に祀る藤原氏の遠祖・天児屋根命様と比売神様の 四柱を併祀したのがその始まりとされています。・・・

ということで、この二つの神社は奈良とも深い関係の神社・・・奈良公園の鹿さんもこのあたりから来ているわけですから、ひょっとしたら鹿島さんの鹿は奈良の鹿さんたちとは遠い神代につながりがあったものかも・・・・まさかね・・・

三友亭主人さん

 コメントをありがとうございます。

 ううむ。不勉強でした。鹿島・香取が春日大社の本家でしたか。

 鹿島神宮の鹿苑の鹿については、解説板があったのですが、さらっと見ただけで、撮影もせず仕舞いにしてしまいました。奈良の鹿を鹿島に連れてきたというようなことが書いてありました。ちゃんと読めば良かったです。

 今、「鹿島神宮 鹿」でググってみましたら、春日大社が創始されたときに、鹿島から鹿を連れてきたという記述がいくつか見つかりました。

 とすると、鹿島神宮で見た解説板にもそのように書いてあったのかもしれませんね。鹿といえば奈良、という先入観で、奈良の鹿を鹿島に連れてきたと、勝手にそう理解してしまった可能性があります。

 虚心坦懐でなければいけません。反省しています。

中臣鎌足の誕生伝説もこのあたりにありませんでしたかね?

晴南さん

 あ、あったような気がします。

 どうも今まで、鹿島・香取に関して関心が薄かったです。勉強せねばと思います。

 時代劇の道場シーンでは、いつも天照皇太神宮の軸を中心に、鹿島・香取の軸が掛かっているので、そちらでの関心はあったのですが。(^_^;

時代劇の道場って、源さんも本当にお好きですね。

ちなみに、塚原卜伝のお墓も近くにありますよ!!

晴南さん

 地図でお墓は見つけたのですが、徒歩圏ではなさそうでしたので、見送ってしまいました。(^_^;

 銅像はバッチリ見て、撮影してきました。(^_^)

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