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2013年9月30日 (月)

新幹線の車中から撮影(1)

 渋川市に甲波宿祢(かはすくね)神社という神社があります。かつては吾妻川の近くに鎮座していました。「甲波」と書きますが、意味は「川」で、川と深い繋がりのある神社なのでしょう。祭神は速秋津彦命・速秋津姫命だそうです。もとの社は、天明三年の浅間山の噴火による溶岩流によって流されてしまったそうです。

 その旧社地はきちんと保存されています。下の写真がそれです。
Kawasukune01
 左後方に新幹線の高架が写っています。上越新幹線は高崎駅を出ると程なくトンネルに入り、渋川市で1.4kmほど地上に出ます。旧社地はその地上部にあります。上の写真には、トンネルの新潟側出入口が微かに写っています。そこから旧社地までは400mほどです。

 旧社地から新幹線が見えるなら、新幹線からも旧社地が見えるはずだと思い、何度か車中からの撮影を試み、先日成功しました。(^_^)

 新幹線も、東京・高崎間はしょっちゅう乗っていますが、高崎から先へはそう行く機会はありませんので、撮影機会もあまりありません。

 下がその写真です。旧社地は、左下に小さく写っています。細長い影の先です。
Kawasukune02
 小さすぎてよく見えませんので、旧社地の部分をアップにします。
Kawasukune03
 画角が広い方が失敗が少ないと思い、カメラのズームは広角側で撮りました。今度は望遠側にしてまた挑戦してみます。

 タイトルを「新幹線の車中から撮影(1)」としました。佐野の舟橋の万葉歌碑も新幹線の車中から撮れる見通しが付きましたので、うまく撮れたら、今度はそれをアップします。こちらは高崎駅の手前ですので、撮す機会はしばしばあります。(^_^)

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コメント

うまいこと撮れましたね。
遠景ならともかく、そう遠くはないような場所を、高速移動する新幹線を窓から撮るのはそんなに簡単なことじゃあないように思うのですが・・・・出来るもんなんですね。

出来ることが確認できた以上・・・これからが楽しみですね。

三友亭主人さん

 ありがとうございます!

 書き忘れてしまいましたが、ポイントはまさにおっしゃるとおり、高速移動する車中から近くのものを撮るという点です。よくぞ指摘してくださいました。(^_^)

 新幹線、かなり速いので、近くのものはあっという間に通り過ぎてしまいます。しかも、今回の被写体はトンネルを出てすぐですしね。そこが難しいところでした。

 流鏑馬と一緒ですかね。流鏑馬も、的があんなに近いと、矢を射るタイミングは一瞬でしょうね。さすがに流鏑馬を引き合いに出しては流鏑馬に失礼すぎますが。(^_^;

 他にも新幹線の線路沿いの史跡はいくつかありますので、順次、挑戦して行きます。(^_^)

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