2023年6月 8日 (木)

太宰府市のキャラクター

 ネットオークションで大宰府関係の品を落札したところ、太宰府市のものと思われるポリ袋がおまけに付いてきました。
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 袋の下、文字が小さいですが、「太宰府市」という名称と所在地が印刷されていますので、これは太宰府市の公的な袋なのでしょう。

 中央部の絵。
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 3人の人物が描かれています。

 これらの人物については裏面に解説(というほどのものではありませんけど)があります。
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 左上には梅花の宴の歌の序文から、令和に関する部分が載っています。

 3人の人物。
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 旅人の装束は信長公のようです。

 3人には活躍してもらいたいです。
 「たびと」と「タビット」、名前が紛らわしいです。

2023年6月 7日 (水)

「甲子年」銘の鉄刀、熊本で発見

 今日の朝日新聞デジタル版に「「甲子年」銘の鉄刀、熊本で発見」という記事がありました。2023年6月7日 16時00分配信です。
 他の新聞にも載っていました。

 この鉄刀は熊本城内から昨年4月に発掘されていたものだそうです。
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 全長55cm。サビに覆われていて、CTスキャンで透視すると、「甲子年五□□」と象眼された6文字が浮かび、最後の2文字は「月」「中」とみられるとのことです。

 なんか稲荷山古墳出土鉄剣銘を連想させます。
 ただし、文字はどうもこの6文字だけのようです。
 甲子年は604年と考えられるとのことです。
 604年は推古天皇12年。冠位十二階、十七条憲法の年です。

 私は知らなかったのですが、兵庫県の箕谷(みいだに)2号墳出土の鉄刀に、「戊辰年」の銅象嵌銘が刻まれているとのことです。
 この戊辰年は608年との見方が有力だそうです。
 これとセットで考えるのが良いかもしれませんね。

2023年6月 6日 (火)

「らんまん」に石版印刷

 昨日、ツイッターのトレンドに「石版印刷」が上がっていましたので、「はて?」と思って見てみたら、朝ドラの「らんまん」でした。
 主人公の万太郎が植物の研究雑誌を発行すべく、そこに掲載する植物の図をいかに正確に印刷するかの方法として石版印刷に目を付けるという流れでした。
 確かに、木版印刷では、原稿を彫って木版にするわけですから、多少なりとも原稿と差が生じてしまいます。
 その点では、原稿から直接版を起こす石版印刷の方がより正確な印刷ができるのでしょう。

 早速、NHKプラスで見てみました。
 万太郎が訪れた石版印刷所。
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 看板には、漢字表記の下に英語で「LITHOGRAPHER」とあります。リトグラフ。

 版を作る過程。
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 結構力仕事のようです。

 石版印刷については、少し前に家庭用の石版印刷のチラシを2点入手して関心を持っていました。
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 石版印刷で印行された光明皇后の楽毅論。
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 明治16年の複製です。
 確かに、随分精巧な感じがします。

2023年6月 5日 (月)

日向夏鶴乃子

 「鶴乃子」という博多のお菓子があります。
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 以前、いつも行く近所のスーパーに「さくら餡入り鶴乃子」が並んでいたので買ったことがありました。
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 目先を変えた季節限定バージョンですね。

 大船渡の「かもめの玉子」にもさくらバージョンがありました。
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 こういう季節限定版は楽しいです。

 先日、同じいつものスーパーに「鶴乃子」の日向夏バージョンが並んでいましたので、迷わずに買いました。
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 蓋を開けると、こんなです。
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 ちょっと露出アンダーでした。

 中身です。
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 季節柄、冷えている方がいいかと思い、冷蔵庫に入れました。
 おいしゅうございました。

2023年6月 4日 (日)

5回目の金魚記念日

 2018年の今日、4匹の金魚を飼い始めました。
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 その3週間後に4匹増やして、合計8匹になりました。

 1年後。
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 とんでもなく成長が早いです。
 このままのペースで大きくなったらエラいことでしたが、成長の度合いは落ち着きました。

 その8匹の金魚は、少しずつ虹の橋を渡ってしまい、先月半ばに相次いで2匹が☆になって、残りは1匹になってしまいました。
 飼い主が至らぬばかりに、かわいそうなことをしました。
 最後に残った1匹というのは、実は一番小さな金魚でした。
 最初は大きさに差はありませんでしたが、徐々に大小の差が出てきました。
 この金魚は中でもとりわけ小さく、泳ぐ時も少し斜めになっていました。どこか悪いところがあるのかもしれません。
 一昨年の2月には転覆していることもありました。
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 びっくりしますよね。
 もう長くはないと思いましたに、この1匹が最後まで残ったのです。
 分からないものです。

 金魚は1匹だけになってしまいました。さて、どうするか。
 独りぼっちになってしまった金魚は寂しい思いをしているのか、それとも水槽を独り占めできて清々しているのか。
 観察を続けましたが、金魚ごころは分かりません。

 そこで、飼い主の気持ちを優先して、新たに3匹の金魚をお迎えしました。
 これは5月23日の写真です。
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 幸いに、新旧の金魚は喧嘩することもなく、穏やかに暮らしています。
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 金魚屋さんのおじさんに伺ったら、子金魚は2歳だそうです。
 元気盛りで、動きも活溌、食欲旺盛です。
 それに刺激されたのか、旧金魚も活性化しました。
 のんびりしていたら、ゴハンを全部食べられかねません(←そんなことはないのですけど)。
 それで、活性化したのでしょう。よかったです。

2023年6月 3日 (土)

複製本『宸翰』(2)嵯峨天皇宸翰、酒人内親王願文

 先日の「複製本『宸翰』(1)」の続きです。
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 巻頭の嵯峨天皇宸翰は3紙に亙ります。それを切り貼りします。
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 「哭澄上人詩」と呼ばれ、「澄上人」は弘仁13年(822)に入寂した最澄のこと。
 最澄の入寂を悲しんだ嵯峨天皇の五言排律(12句60字)の詩で、青蓮院に伝来し、現在は個人蔵とのことです。

 2番目は「酒人内親王願文」です。これも3紙に亙るものを切り貼りします。
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 現在は「酒人内親王献入帳」の名で呼ばれているようです。
 酒人内親王は光仁天皇の皇女で、母は井上内親王。弟に他戸親王がいます。
 伊勢斎宮であった時に、母と弟が幽閉中に謎の急逝を遂げ、伊勢を退下して桓武天皇の妃となります。
 この献入帳は、弘仁8年(817)に亡くなった娘の朝原内親王の遺言により、翌弘仁9年の一周忌を前に東大寺に施入された経典や荘園等の目録、及びその趣旨を記した文書です。

 冒頭部分。
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 大般若経と金剛般若経、そして3ヶ所の荘園が記載されています。

 署名部分。
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 筆跡が同じと思われますので、全文が酒人内親王本人の自筆ですね。
 内容にも依るのでしょうが、謹直な筆跡と感じます。

 全面に捺された印。
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 「酒」の1文字です。

2023年6月 2日 (金)

雨の中、第6回ワクチン接種等

 台風2号接近中、第6回のワクチン接種に行ってきました。
 なぜこんな天候の中をわざわざ出かけたのかと言えば、予約していたから。
 状況によってはキャンセルも考えましたが、予報の雨のピークからは外れていたので、行ってきました。
 キャンセルした人も多かったようで、サクサク進み、無事に終わりました。
Ochusya

Coronavaccine6b

 会場は区役所の総合庁舎です。
 行ったついでに、マイナンバーカードの電子情報の更新(確認?)もしてきました。

 「ついでに」と言いますか、1度に両方済ますつもりで、ワクチン接種の予約時間を決めました。
 マイナンバーカードの、カード自体の更新は10年に1度ですが、電子データの方は5年に1度です。
 で、本来ならば、電子データは1年半くらい前に済ませなくてはいけなかったのですが、大幅に遅れてしまいました。

 無事に済みました。
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 さらについでに、郵便局からの振込も済みました。
 出不精なので、外出したついでに、あれもこれも済むと嬉しいです。

2023年6月 1日 (木)

体重変化&うさぎカレンダー

 月が変わりましたので、恒例の体重変化グラフです。
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 4月後半にやや大きく上がりましたが、5月は微減です。
 縦の目盛りは、1マス500gですので、本当にわずかな変化です。

 これだけだと寂しいので、目の前にぶら下がっているうさぎカレンダー6月分のうさぎの写真を載せます。
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 どちらもミニウサギです。

2023年5月31日 (水)

創作童話「うさぎとかえる」

 好評の(?)創作童話の第5弾です。

 うさぎの学校ではいろいろなことを学びます。
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 中でも、「いなばのしろうさぎ」と「うさぎとかめ」は、学習指導要領が変わっても、変わらずに教えられています。
 「いなばのしろうさぎ」からは、人をだましてはいけないということを、「うさぎとかめ」からは、どんな状況でも油断してはいけないということを学びます。
 あとは、うさぎの生き肝を食べても何の効能もないということも学びます。デマと戦うためです。

 「うさぎとかめ」の話を学んだぴょん太は、うさぎがかめに負けたことが残念で堪りません。大昔のことなのに、この話は多くの人に知られています。何とかして名誉回復したいと思いました。
 でも、今さらかめと再戦しても仕方ありません。足の速さは比べものになりませんので、勝って当たり前です。
 そこで、仲良しのかえるのけろきちくんと競走しようと思いました。
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 「ねえねえ、けろきちくん、ぼくとかけっこしない?」
 「いいね。でも、うさぎとかえるとでは勝負にならないよ。そこで、こういうのはどうだい。今年のNHK大河にちなんで、浜松から豊橋まで競走しない? 途中に浜名湖があるから、ぼくは泳ぎ、きみは浜名湖の北の岸を走る。それでハンディになるんじゃないかな」
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 「けろきちくん、相変わらず日本地理に詳しいねぇ。これは、ほら、あの、……」
 「たにぐくのさ渡る極み」(^_^)
 「あ、それそれ。じゃ、1週間後に」

 その夜、ぴょん太くんは夢を見ました。
 夢に、黒、白、灰色のうさぎが現れました。
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 黒うさぎがこう言いました。
 「この勝負は絶対に勝たないとね。どんな手を使っても。どうだい、知り合いのワニくんに頼んで、背中に乗せて貰うとか、空飛ぶぐんまちゃんに頼んで空を飛ぶか、舞ちゃんに頼んで空飛ぶクルマに乗せて貰うとか」
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 すると、白うさぎがこう言いました。
 「そんなのダメだよ。卑怯な手を使って勝っても意味ないよ。正々堂々と戦わないと」
 「何を言ってるんだい。かめに負けた雪辱戦なんだから、絶対に勝たなくちゃ。バレなきゃいいんだよ」
 「誰も見ていなくたって、お天道様は知っているし、自分だって知っている。ズルして勝ったら、一生後悔するよ」
 「灰色うさぎはどう思う?」
 「それぞれに正しい」

 夢から覚めたぴょん太くんは、正々堂々と競走することにしました。友達のけろきちくんをだます様なことはしたくなかったのです。

 当日、ぴょん太くんは全力で走りました。湖を回り切ったあたりで疲れ果てました。
 ちょっと休憩しようと横になったら、あっという間にそのまま寝てしまいました。
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 どれくらい寝たでしょうか。はっと目が覚めると、日は西に傾いています。
 「しまった!」
 大急ぎで立ち上がると、全力で走り出しましたが、けろきちくんは既にゴールしていました。
 何のことはない、「うさぎとかめ」の再現です。
 ぴょん太くんは家に帰ると、泣きながら寝てしまいました。
 その夢にまた3羽のうさぎが現れました。
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 黒うさぎは、「だから言っただろ。言われたとおりにすれば良かったんだ」と言いました。
 白うさぎは、「ズルをしなかったのは偉いけど、寝ちゃったんじゃ何にもならないよ」と言いました。
 灰色うさぎは、「正々堂々と戦って、立派だったよ。途中で寝てしまったのは、全力で走って疲れたせいだよね。油断したわけじゃないんだから、仕方ないよ。けろきちくんともずっと仲良しでいられるし、良かったんじゃない?」

 一方、けろきちくんは、ぴょん太くんとは別の道を通ったために、ぴょん太くんが途中で寝てしまったことは知りませんでした。
 もし、同じ道を通っていたら、道で寝ているぴょん太くんに気づいたことでしょう。
 そうしたら、けろきちくんの頭の中にも黒いかえると白いかえるが出てきて、
 「お! チャンスチャンス。ぴょん太くんを起こさないように、そうっと脇を通ろう」
 「ダメだよ。起こしてあげないと」
などと、言い争いをしたことでしょう。別の道を通って幸いなことでした。

2023年5月30日 (火)

『ならら』最新号の特集は後醍醐天皇と奈良

 昨日、『ならら』の最新号が届きました。
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 特集は「後醍醐天皇と奈良」です。
 「建武新政690年」とありますけど、690年って、ハンパですねぇ。

 目次は以下の通りです。
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Narara202306cNarara202306d

 特集の2番目にある「三光丸」というのは、後醍醐天皇が命名したと伝わる丸薬です。

 個人的には「ふたつの奈良坂」が興味深かったです。
 地図が好きなもので。

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