2017年11月17日 (金)

前橋で講演&「二つの上野国絵図」

 今日は、前橋で講演をしてきました。毎年お招き頂いている、みくの会・ばらの会の合同学習会です。テーマは「古事記をよむ-大国主神の試練-」で、会場は前橋市中央公民館でした。レジュメはこちら

 まあまあ無事に終わりました。

 終了後、群馬県立文書館に行ってきました。目的は、そこで展示中の「二つの上野国絵図-寛文と元禄-」です。
Kozukeezu01
 寛文の国絵図というのは、寛文4年(1664)に作成を命じられた国絵図の下図、元禄の国絵図というのは、元禄15年(1702)12月(おお! 赤穂浪士の討ち入りの月だ)に幕府に献上したものの控えらしいとのことです。両者30数年の差があります。

 元禄の国絵図は文書館の所蔵です。現物は520cm×555cmという巨大なもので、当時の上野国内の全町村1464が載っているそうです。この縮小の複製が文書館の入口正面に飾られていました。縮小だと町村名はかなり小さく、読むのに難儀しました。

 さて、標題の展示は全て写真パネルでした。

 2つの国絵図で国境が違っているというのが興味深かったです。

 上野と武蔵との国境。
Kozukeezu02
 両者、国境線が違いますね。寛文の方が国境線が北に食い込んでいます。

 現在の地図。
Kozukeezu03
 比べると、元禄の国絵図の国境線は、現在の群馬・埼玉の県境とほぼ重なるように見えます。寛文から元禄に掛けて、上野国の領域が南に拡大したようです。

 地図を見るのは楽しいです。元禄国絵図の実寸の複製が欲しい。(^_^)

2017年11月16日 (木)

第6回古代東国文化サミット

 今度の日曜日、高崎市の綿貫観音山古墳でこのような催しがあります。
Kodaitogoku2017a
 第6回ですね。今の県知事さん、古代群馬を強く推しています。この催しも現知事の意向かもしれません。
Kodaitogoku2017b
 文字が小さくてよく読めないので、部分的に拡大します。
Kodaitogoku2017c
 ぐんまちゃんも来るようです。上野三碑のゆるキャラも、「世界の記憶」登録で張り切っていることでしょう。
Kodaitogoku2017d
 はに丸くんも来るようですね。どんなだか握手したい気もします。
Kodaitogoku2017e
 古代衣装を着たぐんまちゃんとの握手会も。3回お色直しをするようですね。

 あれこれ心惹かれますけど、ま、行きません。(^_^)

2017年11月15日 (水)

石川九楊氏2017

 神田神保町で石川九楊氏の書展が開かれていました。

 先日の上代文学会の研究発表会の会場は専修大学でしたので、帰りがけに立ち寄りました。石川九楊氏が在廊されていましたので、また厚かましくもサインをお願いしてしまいました。

 今年のは次の通りです。
Kyuyo201711
 下は去年の。
Kyuyo201610
 一昨年。
Kyuyo201504
 その前年の。
Kyuyo201404
 2009年の。
Kyuyo200904
 すべて文字の形が異なります。私の名前のみならず、ご本人の署名も。

 その場のインスピレーションで文字を書かれているのでしょうかね。前回の分をご覧になって、意図的に変えているわけではないのに不思議です。

2017年11月14日 (火)

「日本海を望む詩心」

 昨日、大伴家持生誕1300年記念の演劇の話題を載せました。

 家持生誕1300年繋がりで、このような講演会があります。12月2日(土)です。
Nihonkaishishin
 このチラシには「全国大学国語国文学会連携企画」とありますが、それはこのチラシが富山県のものだからで、全国大学国語国文学会の側からは、「富山県共催」ということになります。学会の今年度の冬季大会です。翌日の日曜日は研究発表会です。

 大物お二人の講演ですので、学会単独ではとても実現不可能だったと思います。

 家持絡みで富山県となれば、高岡の万葉歴史館が頭に浮かびますが、今回の会場は富山市の富山大学です。

2017年11月13日 (月)

大伴家持 剣に歌に、夢が翔ぶ!

 一昨日の上代文学会のシンポジウムで大伴家持がテーマに選ばれたのは、今年が大伴家持生誕1300年(推定)に当たるから、ということがありましょう。

 シンポジウムの資料に、次のようなチラシが含まれていました。
Yakamochigeki01
 この公演、11月下旬から、高岡、越前、金沢の北陸3都市で開催されたあと、12月5日に東京都中野区で開催されます。
Yakamochigeki02
 見どころは次の通り。
Yakamochigeki03
 配役は次の通りです。
Yakamochigeki04
 子供の頃、夕方6時台の子供向けの連続ドラマ「眉月の誓い」で、藤原仲麻呂、橘諸兄、橘奈良麻呂を見たことがありましたが、それ以外でこれらの歴史上の人物が登場するドラマを見たことがありません。

 珍しいお芝居といえましょう。

2017年11月12日 (日)

上代文学会で発表

 今日は、上代文学会秋季大会の第2日目、研究発表会でした。

 で、私、発表してきました。タイトルは、「万葉集東歌の類歌をめぐって」です。レジュメはこちら。レジュメを作成したあと気づいた誤りがあり、それは口頭で訂正しました。ここに掲載したレジュメは訂正済みのものです。

 40分間の発表で、その間中ずっと、声が上ずっていました。こんなこと初めてです。びっくりしました。

 何とも恥ずかしいことでした。結論といえるようなもののない発表をしなくてはならないというプレッシャーからきたもののようです。

 神経、弱いです。(^_^;

 質疑応答の時間になって、やっと声の上ずりが収まりました。

 そういえば、学会発表って、あまりやったことはありません。昭和55年(大昔だ)の国語学会が最初で、今日のが5回目です。あまり人前に出たくない。(^_^)

 ま、何とか無事に済んでほっとしています。

 画像が無いと寂しいので、何かぐんまちゃんの絵を貼ろうと思いましたが、学会発表をしている姿のは見つかりませんでした。それで、別のを貼っておきます。
Gunmac_fuchi03
 困難を乗り越えようとしているイメージです。(^_^)

2017年11月11日 (土)

上代文学会秋季大会

 今日は、九段の二松學舍大学で、上代文学会の秋季大会・シンポジウムが開催されました。
 テーマは「大伴家持研究の最前線 ~巻二十を中心として~」です。

 まず、4氏による各25分間の講演がありました。

 岡山大学准教授 松田 聡氏「巻二十と大伴家持」
 國學院大學助教 鈴木道代氏「大伴家持における聖武朝の回想と最終歌の成立―高円歌群の依興歌をめぐって―」
 東京大学教授 鉄野昌弘氏「家持「歌日誌」における天候 ―雪と雷―」
 二松學舍大学特別招聘教授 多田一臣氏「大伴家持の孤独 ―巻二十を中心に―」

 それから、二松學舍大学教授 塩沢一平氏の司会により、討論が行われました。
H29jodai13
 巻二十の家持という風にテーマがかなり絞り込まれており、興味深く拝聴しました。

 教室が一杯になる程の盛況でした。

 カメラを忘れ、スマホで撮りましたが、うまく撮れませんでした。最近のスマホのカメラはずいぶん性能が良いそうなので、私が慣れていないせいでしょう。(^_^;

 そのような次第で、写真は1枚だけ載せました。

2017年11月10日 (金)

「世界の記憶」登録10日目

 今日は前橋で仕事の日でしたので、ついでに県庁に寄ってみました。上野三碑が「世界の記憶」に登録されてから10日目です。

 群馬県庁の外壁には何もありませんでしたが、玄関を入った吹き抜け正面に垂れ幕が下がっていました。
Sekainokioku01
 アップです。
Sekainokioku02
 2階の県民センターにもこのようなコーナーができていました。
Sekainokioku03
 これくらいです。大騒ぎせずに、静かな対応です。

 上野三碑絡みのぐんまちゃんグッズはまだ登場していませんでした。そのうちあれこれ作られたら楽しいです。

 1年くらい前にできたタオルはあります。
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 富岡製糸場関係では、工女姿のぐんまちゃんが作られています。上野三碑絡みも期待しています。
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2017年11月 9日 (木)

群馬県民手帳2018

 毎年刊行されている群馬県民手帳、今年は従来の大きさのに加えて、新たにA5判のが作られました。今まで買ったことはなかったのですが、今年は表紙に惹かれて買ってしまいました。(^_^)
Kenmintecho01
 裏です。
Kenmintecho02
 表紙裏には群馬県全図が載っています。
Kenmintecho03
 裏表紙の裏は東京の地下鉄路線図です。これは便利かもしれない。
Kenmintecho04
 冒頭付近に、世界遺産の富岡製糸場等が見開きで解説されています。
Kenmintecho05
 その次のページには上野三碑。タイミング的に、「世界の記憶」という記述はありません。「世界の記憶」登録が夏頃ならば間に合ったかもしれませんね。
Kenmintecho06
 毎月の予定表は以下の通りです。
Kenmintecho07
 最近は日曜日が右端に来ているものが多いと思います。昔者の私は、日曜日は左端の方が嬉しいです。今年の12月から始まって、来年1年分、そして再来年の3月分まであります。年度末まであるのはありがたいです。

 80ページに及ぶ別冊付録が付いています。このサイズが従来の手帳のサイズだと思いますので、本体はかなり大きいです。
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 その別冊付録の巻頭です。
Kenmintecho09
 右ページの「群馬県の1日」によれば、群馬県では1日に37.4人が生まれ、1日に60.6人が亡くなっています。差し引きマイナスですね。まずいです。

 転入は109.3人、転出は101.0人です。転入者の方が多いとは思いませんでした。

 3ページ目からは「群馬県の主要指標」が3ページにわたって続きます。
Kenmintecho10
 これによれば、群馬県が全国1なのは、夏秋キャベツ収穫量、こんにゃくいも収穫量、自動車1台あたり人口(少ない方)、自動車免許取得率、女性免許取得率です。他に多いのは、日照時間が3位、火災発生件数(人口あたり、多い方)が3位などです。

 順位が低い方は、女性の平均寿命が41位、降水量が40位、下水道処理普及率が37位、乳児死亡率が36位、出生率が33位、水陸稲収穫量が33位、看護師数が33位、などとなっています。

2017年11月 8日 (水)

新町公民館で古典文学講座3

 今日は、高崎市新町公民館の古典文学講座で話をしてきました。隔週で開講しているこの講座、第3回目になりました。

 今日は「四季の歌をよむ」というタイトルで話をしました。

 レジュメはこちら

 上のレジュメの他に、巻8・巻10によまれている景物の一覧を配りました。カラーです。(^_^)

 大きいので、3分割して載せます。

 1枚目。
Manyoshiki01
 2枚目。
Manyoshiki02
 3枚目。
Manyoshiki03
 4例以上あるもののみ載せました。一番多いのは秋の「七夕等」で111例あります。ここには、天の川・織女・彦星などを一括しています。その次は「萩」で、110例あります。このあと、黄葉78、霍公鳥67、露60、雪54、梅53、風51、雁40、鹿38などが続いています。

 雪や梅は冬にも春にも登場します。他にも複数の季節にまたがって登場するものがあります。まだ「季語」という概念はない時代ですね。

 それでも、春にしか登場しないものに桜・柳・若菜・馬酔木・山吹、夏にしか登場しないものに霍公鳥・橘、秋にしか登場しないものに七夕関係・雁・鹿・田(稲穂も)・時雨・蟋蟀など、季節限定のものもあります。冬にしか登場しないものはありませんでした。

 次回は何を話すか、まだ決めていません。(^_^;

«「日本文化の源流」展

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